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眼科医が教える〝視力を維持するためにするべきこと〟(2021.09.15)

一般社団法人健康長寿視力維持対策調査

スマホやPCなどのデバイスが日常生活で必要不可欠となり、目に対する負担が懸念されている。視力が低下することで、注意力の低下や疲労感の増加など目以外の身体的影響にも繋がると言われているからだ。特にコロナ禍においては、リモート会議などPCの使用シーンの増加も気になるところ。

では、視力が低下してしまう原因や行動は何なのか、視力を回復させるためには何をすればよいのだろうか。そこで一般社団法人健康長寿では、眼科医1,106人を対象に、視力を維持するための対策に関する調査を実施。その調査結果の概要をお伝えしていこう。

日本人の視力は年々低下してきている!その原因とは?

一般社団法人健康長寿視力維持対策調査

「日本人の視力はどのように変化していますか?」と質問したところ、『小学生を中心に低下している(35.7%)』と回答した人が最も多く、次いで『若年層(15歳~34歳)を中心に低下している(19.4%)』『中学生を中心に低下している(17.0%)』『特に変化していない(9.6%)』『中年層(35歳~64歳)を中心に低下している(8.4%)』『幼児(1歳~小学生未満)を中心に低下している(7.6%)』『高齢層(65歳以上)を中心に低下している(2.3%)』と続いた。

老化に伴って視力が低下していくと考える人もいると思うが、小学生~若年層という比較的若い年代の視力が低下していると判明した。では、視力が低下する原因とは何が挙げられるのだろうか。

「視力が低下する原因を教えてください(上位3つ選択)」と質問したところ、『ブルーライト(55.2%)』と回答した人が最も多く、次いで『長時間近くでモノを見続ける(48.1%)』『ドライアイ(40.9%)』『紫外線(34.2%)』『不規則な生活(27.4%)』と続いた。

スマホやPCなどのデバイスから放出されるブルーライトは、目の水晶体や角膜を通り抜け、網膜を傷つけてしまう恐れがあると言われている。今では毎日のように使うものなので、1日の使用時間を決めるなどの対策を講じると良いかもしれない。

視力が低下してしまう行動TOP3

先程の調査で、視力が低下する原因が明らかになったが、視力が低下してしまう行動は何なのだろう。

一般社団法人健康長寿視力維持対策調査

「視力が低下する行動を教えてください(上位3つ選択)」と質問したところ、『PCやスマホを長時間使用する(66.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『至近距離でPCやスマホを見る(53.0%)』『度数が合わないコンタクトレンズや眼鏡を使用する(40.3%)』『姿勢が悪い状態でPCやスマホを使用する(28.6%)』『ストレスを溜め込む(26.9%)』と続いた。

やはり、スマホやPCなどのデバイスは、長時間使用してしまったり、至近距離で使用してしまったりすることから、ブルーライトを浴びてしまい、視力が低下してしまうのかもしれない。

また、姿勢が悪い状態でスマホやPCなどのデバイスを使用する場合、ピントを合わせるための目の筋肉を必要以上に使ってしまう、画面と左右の目との距離が異なってしまうなどが要因で視力が低下してしまうこともあるので注意しよう。

続いて、最悪の場合、失明してしまう恐れがある行動について聞いてみた。

最悪の場合、失明の恐れがあるという行動は?
・目に違和感があるのに病院に行かないこと(30代/男性/埼玉県)
・神経を痛めるような打撲や眼球を傷つけるような行為(30代/男性/福岡県)
・目を休ませない状態を長時間続ける(30代/男性/広島県)
・暗い部屋での長時間のスマホ使用(40代/男性/岡山県)
・緑内障の症状を放置する(50代/男性/東京都)

などの回答が寄せられた。

「まだ大丈夫だろう…」と目に違和感を感じてもそのままにしていると、取り返しのつかない事態になってしまうかもしれないので、目に違和感を感じた場合は、すぐに病院に行くことが大切だ。

視力が低下が及ぼす身体的な影響とは

視力が低下した場合、「頭が痛くなってきた…」「肩が凝ってきた気がする…」など目以外にも様々な影響が出てくると思う。では、実際にどのような影響が出てしまうのだろうか。

一般社団法人健康長寿視力維持対策調査

「視力が低下することで身体にどのような影響が出てきますか?(複数回答可)」と質問したところ、『眼精疲労(51.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『肩こり(43.6%)』『注意力の低下(42.7%)』『頭痛(33.9%)』『認知症リスクの増加(26.5%)』『倦怠感の増加(16.5%)』『情報処理能力の低下(学力の低下)(12.7%)』と続いた。

みなさんも「目が疲れた…」「目の奥が痛い…」などの経験をしたことがあるのではないだろうか。疲れ目の場合、睡眠をすることで解消されるが、眼精疲労の場合、それらの症状が長続きしてしまう。

眼精疲労になってしまうと、肩こりや頭痛、倦怠感など様々な影響も出てきてしまうので、普段からスマホやPCなどのデバイスの使い方を考えておくと良いかもしれない。

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