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「寒暖差疲労外来」の医師が解説!この時期の不調の意外な正体とは?(2021.10.14)

寒暖差疲労自律神経

10月も3週目に入り、次第に秋の深まりを感じさせる気候となってきた。9月末は残暑が厳しかっただけに、この変化に体がついていけない、と感じている人も多いのではないだろうか。

そんな、「気象変化と心身の不調」に関するリポートが、せたがや内科・神経内科クリニック院長 久手堅司先生の監修によりウェルラボで公開されているので、概要を紹介していきたい。

原因は「骨格のゆがみ」+「激しい気象変動」

自身のクリニックで「寒暖差疲労外来」を設けている久手堅先生は、「異常気象により心配されるのが寒暖差疲労。症状を訴える人は寒さの入口に当たる10月から徐々に増え始めます」と注意を呼びかける。

久手堅先生 寒暖差疲労は気象だけではなく、現代人特有のデジタル漬けのライフスタイルも影響していると考えられます。近年のスマートフォンの普及により、首のこりを感じる人が急増。首のこりにつながる骨格のゆがみが、実は寒暖差疲労を引き起こすきっかけになっていることも考えられます。

現代人はスマートフォンの長時間使用により姿勢が悪く、骨格がゆがむ傾向にあると言われている。自律神経の出す信号が通る背骨にゆがみがあると、自律神経はうまく機能しなくなってしまう。

そこに激しい気候変動が加わって自律神経が不安定な状態となり、寒暖差疲労が進行するのだ。

寒暖差疲労は放置するとますます深刻に

寒暖差疲労の代表的な症状は、倦怠感、だるさ、冷え。これらに加え、肩こり、首こり、頭痛、めまいなどの身体的な不調から、不安感や気持ちの落ち込みなどの精神的な不調まで、症状は人それぞれ。

しかも寒暖差疲労は、対処せずに放置してしまうと、どんどん深刻化していく。

たとえば、寒暖差疲労の代表的な症状である冷えは初期段階で手足にあらわれるが、そのまま放置してしまうと内臓の冷えや全身の冷えにまで拡大し、深刻化してしまう場合もあるという。

さらに、症状もひとつだけではなく、肩こり、頭痛、めまいなどが重なり、日常生活に支障を来たしてしまう可能性も指摘されている。

まずは「寒暖差疲労」チェック

以下の10項目をチェックして、寒暖差疲労のレベルを確認しておきたい。

<寒暖差疲労チェック10項目>

□暑さ、寒さが苦手
□PC作業やスマートフォンの使用時間が長い。平均4時間/日以上
□冷え症がある
□首こり、肩こりがある
□エアコン(冷房、暖房ともに)が苦手
□まわりの人が暑いのに、自分だけ寒いことが多い
□顔、または全身がほてりやすい
□季節の変わり目に体調をくずすことが多い
□ずっとエアコンが効いているなど、温度が一定の環境にいる時間が長い
□代謝が悪く、むくみやすい

該当箇所が1~3個の人は軽症の寒暖差疲労の可能性
該当箇所が4~6個の人は中症の寒暖差疲労の可能性
該当箇所が7個以上の人は重症の寒暖差疲労の可能性大

寒暖差疲労を緩和する3つの対策

外出時や自宅で手軽にできる首温活

首の温めは寒暖差疲労対策として有効だ。首は、自律神経機能として大切な役割を担い、太い血管が通っている重要な場所。

しかし、外気にさらされて冷えることが多いため、温めて保護する必要がある。首が冷えてしまうと自律神経は緊張状態になり、血めぐりが悪くなって全身が冷えてしまうからだ。

寒さが本格化するこれからの季節、冷えや疲れを感じた時には、首を温めることが効果的。蒸しタオルや温熱シートを利用して、首のうしろあたりを温めたい。

蒸しタオルなどの蒸気温熱は、乾いた熱と比べて身体に多くの熱を伝え、皮膚を深く広く温めることができるという。

炭酸入浴のすすめ

炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38~40℃のぬるめのお湯に10~20分程度つかるとリラックスモードに。炭酸なら、ぬるめのお湯でも末梢血管が拡張されて、血行が促進されるため、疲労回復も期待できる。

さらに、炭酸入浴を継続すると自律神経機能が高まることがわかっている。

首こり解消対策ストレッチ

タオルを使って首まわりの筋肉をまんべんなくストレッチ。回数は決めずに、気がついたときに、首の付け根から根もとまで位置をずらし行なっていく。心地よい圧迫感でマッサージ効果も得られそうだ。

関連情報

https://www.well-lab.jp/

 

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