BIG JOHNから化学薬品を使わず、水の使用量も削減したサステイナブルな新作ジーンズ(2022.01.02)
オーガニックコットンジーンズに続く新プロダクトを展開
持続可能な生産方式を模索してきたビッグジョン(BIG JOHN)は、ジーンズの生産に使用される化学薬品と水、労働環境に注目。これまでとは異なる加工技術で開発・作成した〝サステイナブル ジーンズ〟をオンライン、全国の販売店にて販売を開始した。
ちなみに繊維業は世界で2番目に大量に水を使う業界で、手作業が多いため、労働環境の改善も必要とされている。
水と化学薬品
ジーンズの加工は、製品から化学薬品の除去、水自体の化学薬品の浄化のために、大量の水を使用する。通常のUSED加工の水使用量はジーンズ1本あたり約168リットルもの水を使用するのだ(1釜100本想定、全行程合計水量15トン~20トン)。
労働環境の改善
通常、ジーンズのユーズド加工は手作業。表面をサンドペーパーなどで削ってから専用の釜で洗い加工を行なうが、新しいプロセスではあらかじめプログラミングされた加工データをデニム生地にレーザーで焼き付けると言う方法を採用。
同社によれば、これらの施策により、労働環境の改善だけでなく、化学薬品を使用をゼロにし、水の使用も大きく減らすことができるようになった。
今回開発した商品は、ジーンズメーカーとしてチャレンジできる環境配慮型ジーンズだ。水の使用を減らし、汚水が出にくい化学薬品を使わない生産方法を採用。同社では、労働環境の改善などを一歩づつ変えていく努力を行っていくという。
商品概要
スタイル
/M124 Regular straight
カラー: Medium Indigo 455 ZERO CHIMICAL
サイズ: 28.29.30.31.32.33.34.36インチ
素材:綿100% 13oz
製造:日本製
価格:¥16,500(税込)
特徴
・縫製/環縫い無し・折り伏せ・本縫い仕様
・化学薬品/0% 水使用量/50%削除 熱エネルギー/40%削除
・手作業なし擦りはレーザー加工
・ブリーチ剤を一切使わないロングストーンウォッシュ
・紙パッチ・フラッシャーはリサイクル紙を使用
※ 1本1本ダメージ感が異なる。
