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雪で革製品が濡れた!ダメージを残さず乾燥させる方法(2022.01.01)

冬場の革製品の手入れ

今年の冬は厳しい。早速ながら寒波が訪れている。

東京都内でも雪が降ることがある。場合によっては、クルマが埋もれてしまうほど雪が積もることすらある。

筆者は2014年2月の豪雪を今でも覚えている。雪の降らない静岡市の在住だが、高速道路と鉄道が停止したせいで物流に大きな影響が出た。

また、雪は普段身に着けている革製品にもダメージを与えてしまう。こ

の記事では靴と腕時計を例に挙げつつ「冬場の革製品の手入れ」について解説していきたい。

革靴が雪で濡れた場合

革にとって、雨や雪は好ましいものではない。

これがブーツよりも薄い革を使っているビジネスシューズであれば尚更だ。

湿ったままにしておくと、形が崩れてしまうことも。

そもそもが作業靴のエンジニアブーツやロガーブーツとは違い、街中を歩くことだけを想定されているビジネスシューズは極めて繊細なものでもある。

故に、雪が降ったらビジネスシューズは履かないようにしよう……とは強く言えない。

朝起きたら雪が積もっていたという状況ならともかく、外回りの最中に雪が降ってきたらどうしようもないだろう。

革靴が濡れた場合、まずは「水分を素早く取る」ことが肝心だ。

が、まかり間違ってもドライヤーやストーブを使って素早く乾燥させようと考えてはいけない。

これこそ取り返しのつかない型崩れの原因になってしまう。代わりに新聞紙を用意しよう。

冬場の革製品の手入れ

最近は新聞を取っていない人も多いが、いざとなればコンビニエンスストアで購入できる。

それを丸めて、つま先からきっちり詰める。

中には新聞紙でシューキーパーの代用品を作ってしまう人もいるが、とりあえず型崩れしないように新聞紙を押し込んでおけば間違いない。

その後は2時間ほど待ち、新聞紙を取り換える。

革靴の猛者はこの「2時間毎の交換」を徹夜で繰り返したりもするが、とりあえず1回のみの交換でも大量の水分を除去することができる。

また、新聞紙は靴の中の臭いを防止する効果も持っている。

日中は陰干しで完全に水分を取り除き(天日干しは厳禁)、本格的な手入れを実施する。

まずはクリーナーを革表面に塗布して、古いワックスを除去する。

続いてミンクオイルを薄く塗り込んで油分を補給し、同時に雨や雪に強い革靴を作る……と言いたいが、ミンクオイルは厚手の革を使ったワークブーツ向け。

冬場の革製品の手入れ

より薄手のビジネスシューズの場合、ミンクオイルは型崩れの原因になるということは幾多の革靴マニアが発言している。

従って、ここは乳化性クリームを使って革に栄養を補給してやりたい。

腕時計の革ベルトのケア

次に、革のベルトを使った腕時計のケアについて。

腕時計のベルトは、革靴のように艶出し目的でクリームを塗り込んだりブラシで磨いたり……ということはあまりしない。

だが、共通点もある。それは革が濡れたからといって、ドライヤーやストーブで乾かしてはいけないという点だ。

この場合も新聞紙と陰干しで水分を除去しよう。

ベルトが乾いたら、革製品用の保湿クリームを塗る。

M.モゥブレィが靴・小物兼用の乳化性クリームを製造しているので、それを購入するのもいいだろう。

腕時計のベルトはピカピカに磨く必要こそないが、代わりに「臭いの除去」を考えなければならない。

革が濡れたことで雑菌が繁殖し、そこから不快な臭いが発生してしまうのだ。

それを防止する腕時計用消毒・消臭スプレーもあるため、ぜひ買い揃えておきたい。

特殊な革は対象外

上記はあくまでも一般的なスムースレザーに対応した方法である。

これがワニ革やヘビ革になると、また異なるクリームが必要だ。

中にはアシカ起毛革のビジネスシューズというものもあったりするが、そうした特殊な素材の靴をカバーできる方法ではないことはここに明記しておきたい。

 

取材・文/澤田真一

 

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