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手軽にできる!血管の名医が教える冬の高血圧対処法(2022.01.13)

高血圧動脈硬化GABA大豆もやし

高血圧は動脈硬化発症における最大の危険因子

日本気象協会の2週間予報によれば、昨日より冬型の気圧配置となり、14日も強い寒気が流れ込むという。15日から16日にかけては全国的に最高気温の予測が10度以下となっている。

また20日は二十四節気の「大寒」だが、東京の予想気温は最高7度、最低2度、名古屋と大阪は最高6度、最低2度と、しばらくは厳しい寒さが続きそうだ。

そんなこの時期、特に注意が必要と言われているのが血圧だ。

というのも気温が高い夏の時期は、血圧が低下しやすくなるが、気温が低くなると血圧が上昇。高血圧の状態を放置していると動脈硬化が促進され、脳卒中や心疾患、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気のリスクも高めてしまうため。

そこで、「高血圧は動脈硬化の最大の危険因子」とその重要性を指摘する“血管の名医”、循環器専門医の池谷敏郎先生に高血圧の対策法をうかがった。

池谷先生 気温が下がり、体感温度も下がると、体の熱が外に逃げないよう全身の血管が収縮するため、血圧が上昇します。実際にこの時期は、高血圧の患者さんが増える時期。現在、日本の高血圧患者は約4300万人もいると言われています。

世界的な多くの研究結果から、高血圧と様々な疾患についての関係が次第に明らかとなる中、2019年4月に高血圧治療ガイドラインが改訂され、一般成人の降圧目標値が、これまでの『140/90』から、『130/80』未満に引き下げられました。

このように、より厳格な降圧の必要性が求められる今、降圧剤に頼るだけでなく、食事や運動に気をつけることの重要性がより高まってきています。血圧が上昇しやすいこれからの季節、これまで以上に生活習慣に留意していただきたいと思います。

穀物や野菜などに含まれるアミノ酸「GABA」の降圧効果に期待

そこで池谷先生が注目しているのがGABAの降圧効果だ。

池谷先生 血圧を下げるためにGABA を摂取することもおすすめです。GABAは、穀物や野菜、果実などに含まれるアミノ酸です。

GABAには、消化管から体内に吸収され、交感神経末端からでる血管収縮作用伝達物質のノルアドレナリンの分泌を抑制する働きがあります。ノルアドレナリンは細動脈を収縮させる作用があるので、この分泌を抑制することによって、交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にしてくれます。

これによって血圧の低下をもたらす効果が期待できますが、GABA の自律神経を介したリラックス効果で睡眠の質が高まれば、その効果がより高まると考えられます」

では、そんなGABAはどのように摂取すればよいのか。

池谷先生 私のイチオシは“大豆もやし”。もやしといっても普通のもやしではなく、豆がついている“大豆もやし”です。じつは大豆を発芽させた大豆もやしはGABA をはじめとして、大豆イソフラボンや食物繊維、ミネラルなど様々な栄養素が、一般的なもやしである緑豆もやしの2~3 倍も含まれているスーパーフードなのです。最近では、GABA の機能性表示食品のもやしも発売されています。

高血圧動脈硬化GABA大豆もやし

池谷 敏郎 先生
医学博士・池谷医院院長。東京医科大学医学部卒。東京医科大学循環器内科客員講師、日本循環器学会循環器専門医。
血管に関する第一人者として、テレビや雑誌、ラジオなど、メディア出演多数。

 

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