普段のシャンプーやトリートメントをサロン並の効果に変える洗髪術(2016.08.03)

普段使っているシャンプーやコンディショナーに気を使っていますか? 男性向けの商品では洗浄力が強すぎ、逆に髪や地肌に良くないという場合も! 成分や効果をしっかりと見極めるために、人気サロンのZACC代表・高橋さんにお話を伺いました。

Q.「シャンプー」「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」の違いは何ですか?

高橋「シャンプーは、髪の汚れや皮脂を落とす剤のことをいいます。そして、リンスはシャンプー後の洗った髪をなんらかの成分でバリアするものをいいます。

そして、コンディショナーはリンスのようにバリアをしながら、少しだけ保湿してくれるものを言います。極端に言ってしまえば、リンスとコンディショナーにそれほど違いはありません。

呼び名が変わったぐらいに思ってください。そして、トリートメントは、日やけや乾燥になどにより受けた髪のダメージを、保湿、補修するものをいいます。

髪本来が持たないものを足してツヤを出したりするのがトリートメントで、本来あるものを整えるはコンディショナーというわけです。普段は、シャンプーとコンディショナーで、特にダメージを受けたというときはトリートメントをしてあげる。こんなイメージで使用するといいと思います。」

Q.普段のシャンプーやトリートメントをサロン並の効果にすることはできますか?

高橋「サロン並と言えるかどうか分かりませんが、最大限効果を発揮させることは簡単にできます。よく、コンディショナーをトリートメントをつけて長い時間おいておくというのがありますが、あれは実はあまり意味がありません。

今のコンディショナーやトリートメントは、イオン吸着といって、例えば、シャンプーがプラスの電荷を持たせて、コンディショナー・トリートメントがマイナスの電荷を持たせることによって、プラスとマイナスを引き合わせる電気的な吸着をさせているものが多いです。

なので、長時間おくよりも、髪を溶かして剤を全体に行き渡らせることが大切です。つまり、コンディショナーやトリートメントをくっつかせるためには、シャンプーも髪全体に行き渡らせたほうがいい。

髪の毛って10万本くらいあるのですが、それを指5本ですべての髪に剤を行きわたらせるのは無理があります。そこで昔からある、シャンプーブラシを使うとよいです。100円ショップなんかで売っているもので十分ですよ。

あれは、毛穴の汚れ云々よりも、髪全体にシャンプー剤、トリートメント剤を行き渡らせるのに使えます。髪の毛をいろいろな方向に溶かしながらシャンプー、トリートメントをすれば効果を最大限に発揮できますので試してみてください。」

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Q.世の中にはたくさんの種類のシャンプーやコンディショナーがありますが、何を基準に選んだら良いでしょう?

高橋「一番は自分の髪に今何が足りていないかを把握して、それを補ってあげるのが大切です。しかし、シャンプー選びについては一つだけ言えることがあります。

それは、「ラウレス硫酸ナトリウム」や「ポリエチレン」と書いてあるシャンプーは使わないほうがベター、ということです。これらは、アルコール系洗浄剤といって、石油からとれる高級アルコールと呼ばれるものから作られています。

”高級”というのはただの言葉で、タンカーなどの燃料の重油が低級、ディーゼルの軽油が中級、灯油が高級と、精油の度合いで決まっているものです。洋服の汚れを落とすベンジンや、女性の爪の除光液とか揮発性の高いものが高級アルコールになります。

これにナトリウムつまり塩をくっつけたものが、「ラウレス硫酸ナトリウム」や、「ラウリル硫酸ナトリウム」、「ポリエチレン」などの成分になります。食器洗い用洗剤なんかにも使われている成分ですね。ようは油が取れすぎてしまうわけです。

食器洗い用洗剤で髪を洗う勇気がありますか? ないですよね。でも同じ洗浄成分のシャンプーが今現在使われているのは、これにリンスの成分、つまり髪をバリアする成分と防腐剤を入れて水で薄めているからなんです。

だから安いんですね。髪に良いとされる色々な成分を足しているものもありますが、基本的には洗浄力が強すぎるのでオススメできません。」

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