餃子でダイエット? バランス食餃子の威力とは(2016.11.11)
何気に調理士の資格を持っている編集カトウのうちごはん。今回は餃子のレシピを紹介します。
きっかけはそう「餃子を食べるとダイエット効率がアップする?」の記事。
カトウはこれで「嗚呼、餃子を思う存分食べたひ」となったわけです。しかもダイエット効率がアップするなんて……(食べ方には注意ですが)。
というわけで、これでもかと餃子を堪能するために作ったのが今回のレシピです。
ダイエット食の代表格キャベツの実力は?
ダイエット中の食事の代表格であるキャベツは、低カロリーで糖質もそれほど多くありません。まさにダイエットにうってつけな食品です。食物繊維の含有量も少なく、ほとんどが水分なんですね。
その他はビタミンCが100g中、44mgとかなり豊富に含まれています。あとは『キャベジン(ビタミンU)』、成分名がそのまま商品になっているものが有名ですが、粘膜の保護(潰瘍)に効果があります。
2日酔いや胃のムカつきに効くのはこの成分なんですね。
ちなみに、餃子の具の2大野菜であるニラも糖質が少ない野菜です。
皮が小麦ではありますが、餃子1つのカロリーは大体40~60kcalなので、ダイエットに良いというのもうなずけます。
ただし、ラーメンやチャーハンなんかと一緒に食べていたら意味ないですよ! それではレシピです。
【材料(30個分)】
キャベツ 1/4玉
ニラ 4〜5束
長ネギ 1本
ショウガ 1/2個
ニンニク 1カケ
挽肉 400g(豚肉でも合挽きでもOKです。)
ごま油 大さじ2
中華だしの素 大さじ3(今回は創味シャンタンスープをお湯で溶かして使っています)
塩 小さじ1
醤油 小さじ1
【手順】
1、ショウガ、ニンニクの皮をむきすりおろします。ショウガの皮はスプーンを使って削ぐように剥くとお手軽です。
2、キャベツ、ニラ、長ネギをみじん切りにします。(細かくても、ちょっと大ぶりでもOK。今回はキャベツの存在感が欲しかったので、キャベツのみ大ぶりなみじん切りにしています。)
3、常温に戻した挽肉に塩を加え、粘りが出るまで練ります。肉のニオイが気になる人はここで、酒を一振りしておきましょう。その後、少量のお湯で溶いた中華スープの素、醤油、ごま油、ニンニク、ショウガを加えさらに練ります。
4、ここで一旦、味見。肉を少量、お皿に平たく置き、レンジで1分くらいチンして味を見てみましょう。後から醤油や酢をつけるので、薄いかな、程度でOKです。
5、キャベツ、ネギ、ニラを加えてさっくりと混ぜ合わせます。練るというより、混ぜ込む気持ちで。
6、そして、餃子の醍醐味。つつみます! 餃子の皮の真ん中にあんを入れ、外側の半分にだけ水をつけぺたっとくっつけましょう。ひだひだつけるのが難しいという人は、ぺたっとつけるだけでOKです。ようは中の肉汁が溢れなければいいのです。あんは少なめに盛るのが、包むときのポイントです。
7、熱したフライパンにごま油をひき、餃子を並べていきます。並べ終わったらすぐに少量の水を入れ蓋をしてください。だいたい5〜7分くらいで焼きあがります。火加減は中火くらいです。焦げ目をつけたい場合は最後に強火にして、20秒くらい待ちましょう。
ホットプレートの場合は、220℃に設定し、油を引かずに並べます。水を加えるのは同じですが、水分が飛んだら、最後に餃子の上からごま油を垂らして焦げ目をつければ完成です。
レシピ・文/加藤 敦(Men’s Beauty編集部)
