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皮膚温を1℃上げると、化粧品の浸透が格段にアップする!(2016.12.11)

■肌のうるおいは、どこから来るのか?

気温が下がって空気が乾燥すると、肌の水分も減少してカサつきやすい。しかし、肌には自らうるおう機能がある。化粧品で保湿しつつ、肌そのものの水分量もアップできれば、寒い季節でもウルツヤな男前肌になれるはず。

でも、そもそも肌の水分ってどこから来るのだろう? この素朴な疑問、大手化粧品メーカーの研究員に投げかけてみた!

■血液の冷えが乾燥肌をつくる!?

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研究員「肌に酸素や栄養を運んでいるのは、血管内を流れる血液。そして、肌の水分は、毛細血管からにじみ出た水分から出来ているのです。

皮膚温が上がると、血液の温度もアップ。すると、毛細血管から水分がにじみ出やすくなります。ですから、皮膚温が高い方のほうが、肌の水分量も高いといえるでしょう」

寒いと肌がカサつくのは、空気の乾燥だけではなく“血液の冷え”も原因。

乾燥すると、水分を蒸散させぬよう皮脂の膜をつくるため、皮脂分泌がどんどん増えるのが男性肌の傾向。表面はベタつくのに、肌内部はパッサパサという状態だ。

■皮膚温を上げるには、体の中から燃焼させよう!

では、どうすれば寒い季節に皮膚温を上げることができるのか? 今度は、アンチエイジング専門医に訊いてみた。

アンチエイジング専門医「お風呂の湯船に浸かって、皮膚の外から温めるのもいいですが、体の中から熱を発生させたほうが、体温は上がりやすくなります。

15分以上ジョギングすると、36℃の体温だった人も、37~37,5℃くらいに上昇。体温が1℃上がると、免疫強化や新陳代謝を司る酵素活性も上昇します

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体温が上昇するば、当然、皮膚温も上がってくる。皮膚温を1℃上昇させると、血流量は7~13%増加。すると、化粧品の浸透力も格段にアップする! 個人差はあるが、2倍近く化粧品の浸透が高まる人もいるらしい

皮膚温を上げると、肌自らの水分量がアップするし、化粧品の浸透力もアップ。運動は、みずみずしい肌を保つためにも必要不可欠だといえるだろう。

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

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