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体の後ろ側の筋肉を伸ばす『スモウ』(2017.02.20)
次世代ストレッチムーブメントプレパレーション第6弾! 今回は体の後ろ側の筋肉を伸ばす『スモウ』を紹介しよう。
■トレーニングを習いごとのように捉える
吉田「欧米では、運動を習いごとのように習慣化している人が多いです。日本ではまだ、”最近、運動不足だからジムに行こう”という考え方の人が多いですが、例えば、水曜日はジムに行く日と習いごとのようにスケジューリングしてしまう。
こうすることで、継続して運動を行え、リズムもでき前向きに生活を送ることができるようになります。ひとつのことができるようになると、自ずと自身がつくものです。
トレーニングをきっかにして、ビジネス面で成績を伸ばされる方が多いのもそういった側面からだと思います。
ムーブメントプレパレーションは自宅でできるものですので、週に3回、寝る前の10分だけなど、スケジューリングして行うと成果が大きく変わってきます。」
■腰痛や背中の痛みを解消したいならコレ
吉田「『スモウ』は、名前の通り相撲取りの立会い前のポーズに似ていることからこの名前がついています。」
吉田「足を開いて、しゃがみこみ、つま先を指でつかむところからスタートです。」
吉田「つま先をつかんだまま、ひざを伸ばします。無理にのばそうとせず、できる範囲のところまでで大丈夫です。ポイントは背中をまるめず伸ばしたまま行うこと。モモの裏側にノビを感じていれば正しい姿勢がとれています。」
吉田「このように背中を丸めてしまうと、正しいストレッチ効果が得られません。ひざを曲げ伸ばしして、何度か行うと徐々に、ひざが伸びてくるのがわかります。」
■正しい動きを動画でチェック
吉田トレーナーの今日の教訓
・トレーニングやストレッチは習慣化してしまおう
・ひざは伸ばせる範囲まで伸ばせればOK。
・背中をまるめず、伸ばしたまま行う
フィジカルトレーナー 吉田輝幸
1975年生まれ。国士舘大学体育学部卒業。大学卒業後に本格的にパーソナルトレーナーの道を進むため、渡米。帰国後はさまざまなスポーツ、ジャンルのアスリートのフィジカルトレーナーとして活躍。正しい身体の使い方、正しい動きによって最高のパフォーマンスを引き出す「吉田コアパフォーマンスメソッド」を提唱。現在は、トップアスリートやモデル、アーティストなどが通うトレーニングジム、「PCP」のフィジカルトレーナー&ディレクターを務める。また、多くのフィットネスクラブや専門学校でのパーソナルトレーナー養成やトレーニングマシーン開発補助、テレビや雑誌などさまざまなメディアでも活動している。
