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大阪の人気皮膚科医が本音で教える、男の皮膚科学【水虫編2】(2017.07.12)

水虫かなと思ったら、何はなくとも皮膚科を訪ねたい。とくに初めての人は「行くべき」というよりも「必須」と受け取っていただきたい。

なぜなら、水虫を根治させるためにはそれなりの時間がかかり、気を付けなければならないことがたくさんあるからだ。

「いやいや、ちょっと恥ずかしいから薬局で薬を買って自分で治すよ。なーに、虫刺されと同じで、ちょっと塗っておけばいいんだろ?」

なんてお気軽な考えは、周囲の人たちに菌をばらまくことになりかねない。水虫は立派な感染症なので、中途半端な治療は禁物だ。

■診断の実際と治療薬の塗り方

水虫の診断は、基本的に患部組織を採取し、顕微鏡で確認する方法が一般的。皮膚科ならだいたい顕微鏡を備えているし、時間も数分で終わる。

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そこで診断が確定すれば、基本的な注意点をレクチャーされ、治療が始まる。

治療方法は基本的に塗り薬の塗布だ。これをお風呂上りなどに、毎日定期的に患部に塗ればいいのだが、痒い場所に塗るだけではNG! なぜなら、水虫治療ならではの特別な塗り方があるからだ。

たとえば今、右足の小指と薬指の間に水虫があとして、塗り薬をどう塗るか? 以下の中から選んでみよう

1、患部より少し大きめの範囲に塗る
2、右足の指の間、全てに塗る
3、両足の指の間、全てに塗る
4、両足の指の間に加え、足の裏と側縁部など全体に塗る

大袈裟に思うかもしれないが、答は4。

理由は、痒いところが一部でも、足全体に白癬菌が侵入している可能性があるから。

ケガや虫刺されと違い、水虫には念には念を入れた治療が必要なのだ。また、足全体に塗るといっても、片足分で使用する薬(軟膏)は約0.5g。差し指の先から第一関節より少し長めの量がこれにあたる。つまり両足分で約1g。

塗り方は力を入れて刷り込むと刺激で痒みなどが増す可能性もあるので、やさしく、薄く塗るように。

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