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胃の痛みやもたれなどの症状が続く「機能性ディスペプシア」(2017.11.17)

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近年の医療技術の発展により胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者数は減少の傾向にある。

一方で、患者数の増加が見られるのが「機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia、以下FD)」だ。

株式会社 明治は二人の専門医を招き、このFDに関する定義や原因、乳酸菌OLL2716のFD改善効果などに関するセミナーを行った。

■機能性ディスペプシア(FD)とは

最初に川崎医科大学・川崎医療福祉大学の春間賢特任教授が、FDの定義や原因、治療法について解説した。

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FDとは胃の痛みやもたれ、つらい症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査をしても胃炎・胃潰瘍などが見つからないような症状を総称する病名のこと。

健康診断を受けた人の11~17%、胃になんらかの不調を感じ病院で受診した人の45~53%がFDにあたるというとてもありふれた病気だ。

病気になる原因や状態を「病態」というが、FDの病態は複雑で、主な原因は「胃酸の分泌過多が4割、胃の運動機能の異常が3割、ピロリ菌が1割、心理的要因が1割」だという。

原因が複雑であれば治療法も複数ありピロリ菌の除菌や抗不安薬、漢方薬、心因性の問題が影響している場合は、心療内科に通うことで治ることもあるそう。

このように治療は病態に合わせて様々だが、生活習慣を整えることも大切だ。

規則正しい食生活、十分な睡眠、ストレスの軽減を心がけることで症状がなくなることもあるそうだ。

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春間教授は最後に、「FDの病態は非常に複雑で原因も様々です。でも一人ひとりの背景をしっかり調べて原因を突き止めれば、よい薬もたくさん開発されているので、治る病気であると言えます」と、語った。

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