「朝勃ち」は男性機能のバロメーター!(2017.11.22)

◎男性の更年期は30歳から進行する

一般的に更年期症状は、身体症状と精神症状が見られます。

女性は身体症状が主症状であるのに対し、男性は精神症状が主体であるのが特徴です。

“最近は元気がない”“うつ病じゃないか”“仕事でミスが目立つ”など、精神症状は様々なうえ、精神科にかかることに抵抗感がある。

こうした問題の中で、「うつ病」だと診断されたが、なかなか治らないケースがあります。

実は「うつ病」ではなく、「男性更年期障害」だったケースも珍しくはありません。

しかし、男性更年期障害の自覚症状は精神症状が主症状のため、診断が難しく厄介な側面があるのです。

ホルモンの加齢性変化に関しても、男性と女性では大きく異なります。

女性の場合は40歳から50歳にかけて1年に10%ずつ低下するため、身体症状(ほてり・眩暈・動悸など)が顕著に表われやすくなります。

男性の場合は女性より10年早い30歳から始まり、1年に1%ずつ緩やかに低下し、亡くなるまでこのスピードが継続していくのです。

男性更年期障害と診断するのが難しいもうひとつの理由は、その社会的認知度の低さにあります。女性更年期は認知され、婦人科があるのに対し、男性の場合、昔は男性外来さえありませんでした。

かかるとしたら泌尿器科ぐらいでしょうか。今後、「男性外来」がより広く普及することが大切だと考えております。

齋藤真嗣医師

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さいとうまさし(@DIME)/1972年生まれ。ニューヨーク州医師。専門は、腫瘍内科・感染症。著書に70万部超の『体温を上げると健康になる』

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
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