日本の有休消化率、2年連続世界最下位…(2017.12.16)
世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンでは、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査を実施した。
世界30ヶ国18歳以上の有職者男女計15,081名を対象とした2017年の結果を発表しよう。
■日本の有休消化率、2年連続 世界最下位!
昨今、日本では「働き方改革」や「休み方改革」が推進されているが、今年は昨年同様、有休消化率が世界最下位という結果に。
2014年以降、最下位を脱していたが、昨年にまた最下位となり、今年も回復を見せなかった。
また、日本の次に有休消化率が低い韓国は、昨年の53%から今年は67%まで回復したことから、日本の有休消化率より17%も上回る結果となり、昨年よりも差が開いてしまった。
■世界一!有給休暇取得に対して「罪悪感がある」日本人
有給休暇を取得することに対し、「罪悪感がある」と考える日本人の割合は6割以上にものぼり、世界で最も多い結果となった。
そのことが有休消化率の低さに繋がっていると考えられる。
