話題の「睡眠負債」に関する実態調査を実施(2017.12.20)

3. 睡眠不足の原因トップ3は、1位「帰宅時間の遅さ」2位「ベッド・布団に入ってからのスマホ」3位「起床を早くする必要性(通勤・通学時間がかかる)」。「寝ながらスマホ」が全年代の睡眠不足の原因として浮上

sub2

・ 睡眠を妨げる要因は、1位「仕事や外出などによる帰宅時間の遅さ」(31.6%)、2位「ベッド・布団に入ってからのスマホ」(25.7%)、3位「起床を早くする必要性(通勤・通学時間がかかる)」(18.1%)、4位は「家事」(17.4%)。生活環境以外の要因として「寝ながらスマホ」(ベッド・布団に入ってからスマホを触る行為)が睡眠を阻害している状況が浮き彫りに
・ 「寝ながらスマホ」は全体の69.7%に日常的な行為として浸透。性別・年代別で最多は女性20代(86.5%)、次いで女性30代(80.6%)
・ 「寝ながらスマホ」は睡眠を妨げる要因として、年代別でみると20代(約40%)、30代(約30%)、40代(約20%)と全年代で睡眠を阻害する要因になりつつある

4. 自身の睡眠改善に9割が意欲的。しかし、半数以上が睡眠改善のため「特に取り組んでみたことはない」と回答

sub3

・ 自身の睡眠を良いものにすることへの関心は高く、全体で85.2%が「大変関心がある」「関心がある」と回答
・ 一方、「自身の睡眠を良いものにするために取り組んでみたこと」を聞くと、「特に取り組んでみたことはない」が44.9%。自身の睡眠に悩みを抱え、改善したいと意欲的でありながら、行動を起こせずにいる人が多数存在している

【調査概要】
調査名:睡眠に関するアンケート
対象条件:20代から50代の男女
調査期間:2017年11月28日~12月4日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:846

【本調査の考察(ニューロスペース代表取締役社長 小林孝徳)】

本調査を通じて、日本における人々と社会の睡眠に対する意識と実態を客観的に把握することができた。

回答者の半数以上は自身の睡眠に何らかの不満を抱えており、睡眠の満足度が低い方に顕著に日中の生産性の低下の傾向が見受けられる。

また、自身の睡眠の改善については約9割が意欲的でありながらも、その半数は行動に移せていない現状が明らかに。

これらの結果は、「睡眠負債」の2017年流行語大賞トップ10や睡眠関連書籍のベストセラー化など、社会の睡眠への関心の高さを裏付ける結果となっている。

「睡眠への満足度が低い」「睡眠改善への関心は高いが実行に移せていない」現状の日本における社会的背景を考えると、日本では未だに、結果を出すために少ない睡眠時間での労働(家事)を良しとする文化が残っている点が挙げられる。

相対的に欧米諸国では、睡眠を削って労働をするという概念は乏しく、部署・仕事内容によってフレックスに出社時間を調整でき、結果を出すために自分に必要な睡眠時間を確保できる労働環境が相対的に整っているのだ。

また、日本でも、最近ではプレミアムフライデーやノー残業デーといった働き方改革の取り組みが増えているが、そこで生まれた時間を睡眠に対して有効に活用できている事例はあまり聞くことがない。

社会的背景に加えて、調査結果でも明らかなように、睡眠に対する不満は持っているが、睡眠で困っても具体的な対策方法が分からないという事も、具体的な睡眠改善につながらない大きな要因と考えられる。

実際に、睡眠改善プログラムを実践する企業でも、当初は従業員の方々が睡眠に対する知識・意識が低く、レクチャーを受けてもどうしたらよいか分からないという状態がよく見受けられた。

また、本調査でも特に睡眠に対する悩みが多いことがわかったシフト勤務者や育児中の母親は、生活環境の前提として理想の睡眠を取ることが難しい状態にあり、その多くはやはり具体的な課題解決の方法が分からない状態で悩んでいると言える。

日中のパフォーマンスに関しても、睡眠に満足している人が仕事にも集中して取り組めていることが本調査からも明らかになったが、睡眠改善プログラム受講者からも、睡眠が変わったことで、決断力・集中力の向上、日中の眠気の減少、会議時間の短縮、が実現されたといった声があり、睡眠が直接的・間接的にパフォーマンスに影響すると考えられる。

【関連情報】
https://neurospace.jp/

配信サイト:「Men’s Beauty」(小学館)
Men’s Beauty」は、男前を目指す男性のための身だしなみ強化書です。もっと、男、前へ。
beauty-men.jp/

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます