四十肩ならぬ「四十膝」に注意!(2018.01.18)

全国で膝痛に悩む患者数は約3000万人*と推定

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「膝の痛みは高齢者のものと思われがちですが、実は膝の痛みを感じはじめる年齢は、40~50代が多いと言われています。

肩に『四十肩』『五十肩』という言葉があるように、膝にも『四十膝』『五十膝』があります。

いつもは痛くないけれど、ある動作をした時に痛みが出る、正座が苦痛、しゃがめない、階段がおりられない、膝のカタチが少し変わってきたなどが予兆です。

この世代からの膝ケアが重要です。本当に痛む前にケアをしてほしい」と警鐘を鳴らすのは、フットケア専門医で足育研究会代表の高山かおる先生。

*「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書」平成20年7月 介護予防の推進に向けた運動器疾患対策に関する検討会より

健康のために始めたフラダンスを膝の痛みで断念。実は10年以上も前から予兆が

スポーツや趣味を、膝の痛みであきらめてしまう人が少なくない。

たとえばフラダンス。

シニアを中心に若い女性や子供まで、幅広い世代が楽しめる趣味のひとつとして人気だ。

フラダンスの講師でもある高山先生は「フラダンスは高齢になっても膝が元気であれば踊ることができますが、膝などの関節の痛みでフラダンスをできない動作が増えて楽しめなくなる方も多いのです」と語る。

「60代でフラダンスをやめた女性の多くは、膝の痛みが原因でした。

実は40代頃から膝の痛みが始まっていたようですが、そのまま何のケアもせず10年以上たってしまったようです」という。

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趣味のフラダンスを楽しむ高山先生。認知症予防にも効果があると言われている

ゆったりとした動きのフラは、仲間とのコミュニケーション、トリプルタスク、笑顔など、認知症予防にも期待ができる。

しかし膝や腰の痛みを感じると、フラが楽しめなくなり、自信をなくてしまうことも。

「痛みの原因は、足のつき方や日常の動作にあることが多いのです。

毎日のちょっとしたケアで、膝痛で趣味をあきらめることも防げます」と先生は指摘している。

痛まなくても、ひざのカタチの変形が予兆?この時期からケアを

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「たとえば、膝の内側がポッコリ腫れる、盛り上がっているなどがあります。

チェックリスト(前頁)で確認してみてください。

正座ができない人も要チェックです。

放置したままで症状が進むと、ただ立っているだけ、寝ていても痛みを感じるようになります。

そうならないためにも初期段階でケアを始めましょう。

特に子供のころや若いころスポーツをやっていて膝のケガをしたことがある人は、膝痛にならないために痛んでいなくても40代からケアすることをおすすめします」とアドバイス。

肩より怖い?「四十膝・五十膝」は軟骨が原因かも?加齢とともに誰でもなる可能性がある

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「『四十膝』・『五十膝』の原因は日常生活の姿勢や歩き方に問題があるケースです。

たとえば、膝が内側に入る、関節が固い、外反母趾、膝が過伸展(反り返っている状態)の人。

またX脚やO脚も膝痛の原因になります。

足と膝をまっすぐ前に向けて、体の真ん中を意識して立つことが大切です。

膝という関節は機械と同じ。

加齢とともに軟骨がすり減ってしまい、変形性膝関節症が起こります。

ですから正しい動作を身につけて、膝を大切に使わなくてはいけません」と解説。

高山先生は “100歳まで自分の足で歩ける社会をつくる”という目的を叶えるために足育研究会を発足し活動している。

「そのために身体の土台となる『足』を健康にすることから取り組んでいます。

痛みのない快適な生活を送り、100歳まで歩けるように暮らすためには、実は40代からの足と膝のケアが重要と考えています。

膝の痛みが軽減すると、仕事や趣味・スポーツをあきらめることなく続けることができます。

膝の痛みは足や腰の問題とも連動しています」と語っている。

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