睡眠の質を高める「睡眠環境の作り方」(2018.03.02)

レイコップ・ジャパンは、日本のビジネスパーソン1000人を対象に、「働き方改革と睡眠」に関する意識と実態調査を行った。

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働き方改革は、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジとして、日本が国を挙げて取り組むもので、日本の企業文化、日本人のライフスタイル、日本人の働くということに対する考え方そのものに着手する改革だ。

2018年(平成30年)1月に召集された通常国会でも、安倍晋三首相は「働き方改革」を最優先課題に据え、今年からその動向がさらに注目されている。

一方、日本人の睡眠時間の短さは世界的にも知られており、OECDの調査※では、韓国に次いで世界で2番目に短いことがわかった。睡眠不足は、生産性の低下や健康被害などさまざまな弊害が問題視されている。※2014年に経済協力開発機構(OECD)が世界29カ国を対象に15~64歳の国民平均睡眠時間を発表。

レイコップ・ジャパンでは、「いい眠りは、素晴らしい人生のための、投資の時間である」と考えている。本記事では、働き方改革が実践されている企業で働く「実践層」と実践されていない「未実践層」のビジネスパーソンを比較し、睡眠との関係を探る。

【調査概要】

働き方改革と睡眠の量(睡眠時間)

自分が働く企業で働き方改革が実践されている「実践層」のビジネスパーソン500人と、まだ実践されていない「未実践層」のビジネスパーソン500人を対象に、睡眠実態について調べてみた。

■働き方改革と睡眠時間の関係 働き方改革は睡眠の量的向上に寄与 平日の平均睡眠時間は9分の違い 

まず1日の睡眠時間を聞くと、休日の平均睡眠時間は、実践層7.31時間(7時間19分)、未実践層7.28時間(7時間17分)となり、 働き方改革による違いはほとんど見られない。しかし、平日で比較すると、実践層6.20時間(6時間12分)、未実践層6.05時間(6時間3分)となり、働き方改革実践層の方が1日9分、睡眠時間が長くなっている[図1]。

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今の睡眠に対する満足度を聞くと、未実践層(32.4%)に比べて実践層の満足度は47.0%と高く、2人に1人が「満足」と答えている[図2]。また、実践層では12.6%が働き方改革以前と比べて睡眠の満足度が「良くなった」と答えており、未実践層(4.2%)のおよそ3倍にも上った[図3]。

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世界で短いといわれる日本人の睡眠時間だが、働き方改革によりわずか9分とはいえ睡眠時間に差があり、また満足度も実践層の方が高く出ている。働き方改革は、睡眠の量的向上に寄与しているようだ。

■睡眠満足度の高い働き方改革実践層は、仕事のパフォーマンスが未実践層よりも高い

仕事のパフォーマンスについて聞くと、「疲労感」(実践層68.0%<未実践層72.2%)や「眠気」(実践層63.8%<未実践層70.2%)などのネガティブ項目は未実践層の方が高く、仕事に対するお疲れ度が高くなっている。

一方、「モチベーション・積極性」(実践層54.6%>未実践層39.4%)、「充実感」(実践層65.0%>未実践層42.8%)などのポジティブ項目は働き方改革実践層の方が高いスコアを示しており、仕事に対するパフォーマンスが未実践層よりも総じて高くなっていた[図4]。

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働き方改革により睡眠満足度が高いことで、仕事の上でも良い影響が生じているようだ。

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