約9割の人は正しい呼吸を行なっていない!?専門家が教える正しい呼吸法(2018.07.27)

正しい呼吸法効果

近年のヨガ・マインドフルネスの流行や、スポーツトレーニングのパラダイム転換により、「呼吸」への関心が高まっている。

ヨガであれ筋トレであれ、何らかのエクササイズをしている方なら、呼吸の重要性についてトレーナーからよく聞かされていることだろう。

そして、自分は正しい呼吸をしていると考えているにちがいない。

ところが、「現実的には、約90%の人は正しい呼吸を行っていません。

実は、肩こりも腰痛も不眠も、その主たる原因は不適切な呼吸です」と言うのは、アスレティックトレーナーなどとして多方面で活躍中の森本貴義さんと近藤拓人さんだ。

正しい呼吸法効果

2人の共著となる『新しい呼吸の教科書』(ワニ・プラス)によると、たいていの人は適切な量よりも2~3倍も多く呼吸している「呼吸過多」だという。

深呼吸への良いイメージから、たくさん空気を取り込むのが望ましいと捉えがちだが、実は逆だ。

「空気を吸い過ぎると体は空気を拒み、気道が狭くなります。

そのため、体が酸素を取り込む能力が低下し、血管が細くなり、臓器や筋肉にじゅうぶんな血液が行き渡らなくなります。

さらに脳にも酸素が行き渡らなくなり活動が低下します」(本書6pより引用)

ただ、そう言われても自分が呼吸過多なのかどうか、自己判断できないかもしれない。

そのために本書では、何種類かのチェック方法がある。

その最も基本的なのが、以下の項目ごとに深く考えずイエス・ノーで答えるというもの。

●呼吸が苦しいことがある。すぐ呼吸が乱れる
●口が開いていることが多く、口呼吸をしている
●手足が冷たい。またはしびれることがある
●疲れがたまりやすいと感じる
●集中力がないと感じることが多い

どれか1つでもイエスがあれば、呼吸機能が低下している可能性がある。

でも、心配はご無用。

呼吸機能を改善し「最良の呼吸を身につける」ためのエクササイズも、本書には掲載されている。

それはレベル1~5に分かれて全部で25種類あり、初心者はレベル1から、1日に2~3種類を行うというもの。以下、例を挙げよう。

■仰向けのエクササイズ【1】

頭から仙骨までをしっかり床につけ、腰が反らないように注意して仰向けに横たわる。

足裏は床につけて、両腕は体に沿わせて伸ばす。

正しい呼吸法効果

この姿勢で「鼻から5秒で息を吸う」→「鼻から5秒で息を吐く」→「5秒静止(呼吸を止める)」を3セット、または(鼻からしっかり息を吐き切れないなど問題がある場合)「鼻から5秒で息を吸う」→「『ハーーッ』と言いながら口から5秒で息を吐く」→「5秒静止(呼吸を止める)」を3セット行う。

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