その口臭、スマホの長時間使用が原因だった?!(2018.09.12)

スマホ口臭唾液分泌量舌苔

ニールセンデジタルでは2018年5月の年代別スマートフォン利用状況を発表。1人1日あたりの年代別利用時間においては、18〜34歳が3時間23分で最長となった。その一方で35〜49歳が3時間11分、50歳以上は3時間14分と、世代別の利用時間に、それほど差がないことがわかる。

そうなると、ブルーライトなど目に対する影響を筆頭に、いわゆる「ストレートネック」による肩や首のこりも全世代的な問題となる。さらに最近では意外な問題との関連も浮上。長時間、スマホの画面を見続けていると、それが口臭の原因になっているかもしれないというのだ。

女性の心身に関するより幅広い健康情報を発信するウェルラボでは、歯学博士・鍼灸師の中城 基雄先生の監修により、その原因と対策を解説している。さっそく概要を紹介していこう。

なぜスマホが口臭の原因になるのか

スマホを使うときは、胸の前あたりでスマホをもち、あごを引いてうつむいた姿勢になりがち。この姿勢になると、耳の下やあごのわき(耳の下からあごの骨の輪郭にそって)、あごの下にある唾液腺が圧迫されて、唾液が出にくくなる。

また、スマホを使っているとあっという間に時間が経過。その間、ずっとしゃべらないでいると顔の筋肉がこわばり、さらにメールやSNS、ゲームなどに集中していると心身が緊張し、交感神経が優位になる。このように筋肉を動かさないことや交感神経が優位になることも、唾液分泌量が減少する原因となる。

以上のような原因により、唾液が減って口の中が乾燥すると、口臭の原因となる菌が繁殖しやすくなる。菌がとくに多くすみ着いているのが、舌の奥のほうにこびりついた舌苔(ぜったい)。舌苔は、悪臭をつくり出す菌の温床ともいえる場所で、口の中が乾燥すると、舌苔がいやなにおいの発生源となってしまうのだ。

また、舌や歯の表面が唾液でコートされていれば、においがたち上るのを防ぐことができるが、口の中が乾燥するとにおい物質が揮発しやすくなり、においが強くなる可能性もある。

ちなみに、唾液には、食事などの刺激によって分泌される「刺激唾液」と、ふだんから分泌される「安静時唾液」がありる。このうち安静時唾液の分泌量は年齢とともに減少するため、年齢が高くなるほど、スマホの使い過ぎには注意が必要になるというわけだ。

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