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秋を迎えて「気分が落ち込む」「朝、起きられない」は冬季うつ病の兆候かも(2018.09.13)

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2017年世界保健デーのテーマに採用されるなど、近年広がりを見せているとされる「うつ病」。

厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成26年に医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人だった。

ちなみに過去の同調査によれば、平成8年は43.3万人、平成20年は104.1万人で、この間だけでも2.4倍に増加している。

さて、秋頃から「気分が落ち込む」「朝、なかなか起きられない」「体が疲れやすい」などの症状が起きやすくなることがある。

それは、単なる疲れからくるものだけではなく、「冬季うつ病」の兆候かもしれない。

この冬季うつ病とは、日照時間が短い秋頃から抑うつの症状が続くもので、春に近づくと改善されるという特徴を持つ。

この冬季うつ病を予防するための一つの方法が日光を取り入れること。

実は秋頃には、全国的に日照時間が短くなるため、冬季うつ病のリスクが高まるという。

メンタルケア・コンサルタントの大美賀直子さんは、そんな冬季うつ病のメカニズムと、具体的な予防方法について、次のように指摘する。

「冬季うつ病には、セロトニンという脳内神経伝達物質の不足が関係していると考えられています。

セロトニンは、気分を安定させる働きがあり、日光を取り入れることによってこの物質を放出させるセロトニン神経が活性化されます。

しかし、秋頃から日照時間が短くなり、寒さが増して外出を控えるようになると、日光を浴びる機会が減少するため、セロトニン神経の働きが弱まってしまうのです。

セロトニン不足はうつ病の直接的な原因のひとつと言われていることから、その対策にはセロトニン神経を活性化させる必要があります。

主な症状は一般的なうつ病と同じです。しかし、特徴的な点として、冬季うつ病は食欲が増し、特に甘いものを欲することが多くなります。そして、最大の特徴が春に近づくと日照時間が長くなり、日光を取り入れる機会が増えるため、自然と症状が回復するのです」

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