「ストレートネック」にならないためのチェックポイント(2018.09.26)
まっすぐ立った姿勢で、軽く壁に背中をあずけてみよう。もし、後頭部が壁に接触していなければ、ストレートネックになっている可能性が高い。
ストレートネックとは、本来はゆるやかなカーブを描いている首の頚椎のカーブがなくなり、まっすぐな状態になっていることを指す。
カーブがあることで、頚椎はボーリング球ほども重さのある頭部をバランスよく支持しているが、ストレートネックになると首の筋肉で頭部を支えることになる。
やがて首から肩にかけての筋肉がこって、頭痛、肩こり、手のしびれといった、不快な症状に悩まされることになる。
PC、タブレット、スマホといったデジタル機器の普及によって、現代人は前かがみの姿勢で座っている時間が増大しているが、これがストレートネックを生む最大の要因になっている。
そして、多くのビジネスパーソンは、業務時間のうちでPCと対面している時間が最も長い。もし自身もそうであれば、以下のチェックリストで、適切な姿勢でPCに向かっているかをチェックしてみよう。
・両足の裏が床についている。
・両膝が90度の角度で曲がっている。
・深く座って骨盤と背骨が、すっと立っている感じになっている。
・キーボードとマウスに手を当てた際に、両ひじは直角よりやや開いている(95~110度)。
・両眼の正面にモニターがあり、やや下目づかいで作業できる。
