ビジネスパーソンの大敵「先延ばし」心理を克服する方法(2018.10.04)

ビジネスパーソンの大敵「先延ばし」心理を克服する生活習慣の改善法

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仕事の現場で、ついついしてしまう「先延ばし」。やらなくてはいけないことを、先延ばししてしまう理由は、「なんとなく面倒」、「締め切りまでまだ間がある」、「ちょっと遅れても大したことはない」など、さまざま。あまりに日常的に起きているので、先延ばしくらい些細なことと考えているかもしれない。

それに対し、先延ばしを「罪悪」と表現し、人生を台無しにする悪習慣だと言うのは、米国の元経営コンサルタントであるエドウィン・ブリス氏だ。ブリス氏は、著書DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい』(弓場隆翻訳/ダイヤモンド社)で、読者らに「すべきことをすべきときにすれば、先延ばしという罪悪を犯さずにすみ、後ろめたさを感じることもなく、より豊かで幸せで有意義な人生を送れる」と、檄を飛ばしている。

先延ばしエドウィン・ブリス体調食事管理

それができないから、先延ばしてしまうのだが、もちろん本書では数々の処方箋も提示されている。いわく、「大きな課題であれば細分化せよ」、「とにかく1ミリでも物事を動かせ」、「ポジティブな独り言を言う」等々。ビジネスパーソン向け自己啓発書でしばしば見かける「いつやるか? 今でしょ!」的な内容も多いのだが、『Men’s Beauty』として注目したいのは、体調・食事管理面への言及。特に「疲労は先延ばしの最もよくある原因の1つ」との指摘があり、その対策がいくつか述べてある。今回の記事では、そうした対策をいくつかまとめよう。

運動は量より頻度

ブリス氏によれば、ビジネスパーソンの疲労(特に慢性疲労)の原因で多いのは、ずばり運動不足だという。そのため、有酸素運動を含む運動を定期的に行うことを、大いにすすめている。

ただし、週末に時間をとってまとめて運動するのはNGとも。効果が薄いどころか、「心臓発作の大きな危険因子」を抱えこむことになるという。

ベストなのは、毎日か1日おきの1520分の運動。これを励行するだけで、先延ばしをもたらすような疲労感を減らせるそうだ。

勤務中も体を動かす

デスクワーカーなら、上記のまとまった時間の運動とは別に、勤務中も適宜体を動かす必要があると、ブリス氏は力説する。その理由は明快だ。

「本来、人間は1日に8時間連続でデスクワークをするようにはできていません。長時間ずっと座ったままでいると、血液が手足の筋肉に停滞しやすくなり、その結果、眠気や疲労を感じるのです。そして、面倒な課題に直面すると先延ばしにしがちになります」(本書79pより)

基本的に、「座っている時間と立っている時間を交互に混ぜる」のが良いという。例えば、電話をするときは立って話すとか、スタンディングデスク(立ち机)を随時利用するとか。体重を移動させると疲労を軽減できるので、立っているときは、土台に片足をかけると、なお良いとも。

さらに、立つだけでなく、ビル内の上下移動は階段を使う、昼食のあとで短い散歩をするなど、「動き回る」ことにも留意するよう、ブリス氏はアドバイスしている。

リラックスと仮眠

ブリス氏は、リラックスすることの重要性も強調する。その効果的なやり方はこうだ。

「ゆったりした気分で座り、目を閉じ、足の先から頭の先まで徐々に全身の筋肉をゆるめましょう。鼻で呼吸し、息を吸いながら『1』と言い、息を吐きながら『1』と言う」(本書83pより)

この呼吸サイクルを20分ほど続ける。これを12回、食事の時間帯を避け数日間実行すれば、エネルギーと自信がみなぎり、先延ばしにしていた面倒な課題に取り掛かることができる。

そして、1020分の午睡(仮眠)も、疲労回復に「奇跡的な効果」をもたらすというが、これについては、すでにご存じの方も多いだろう。

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