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患者約800万人、予備軍は約3000万人!ドライマウスをケアするマウススプレー(2018.10.05)

罹患者約800万人、予備軍約3000万人のドライマウスをケアするマウススプレー

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「口の中が乾燥して、喉が渇きやすい」、「口の中がねばねばしている」といった症状が特徴の「ドライマウス」。国内のドライマウス人口は推定約800万人、その予備軍は約3,000万人といわれる。

ドライマウスの直接的な原因は、唾液分泌量の減少。そのせいで口内細菌が激増し、虫歯、歯周病、口角炎といった歯や口の病気はもちろん、風邪や肺炎のリスクも増大する。自覚症状が少なく、あっても「たいしたことはない」と考えがちだが、こうした感染症を併発するので、対処が必要な立派な病気だ。

日本人の多くがかかるドライマウスとは?

ふだんの生活では、唾液は食べたデンプン質を麦芽糖に変える消化作用くらいしか意識されないが、実は様々な役割がある。例えば、酸性に傾いた口内環境を中性に戻し、口内細菌の増殖を抑えることで、虫歯・歯周病にかかりにくくする抗菌作用や、食事によって溶け出した歯のカルシウムやリンを補うことで歯の石灰化を促進する再石灰化作用など、歯の健康を保つには、唾液の正常な分泌が必須となる。

そんな縁の下の力持ちである唾液が減ってしまうのは、いくつもの理由がありうる。そのうち、「三大原因」とされるのが、薬の副作用、老化に伴う筋力低下、そしてストレス。

最初の2つの理由から、「ドライマウスは高齢者特有の症状」と早合点しがちだが、薬といっても花粉症や風邪の薬でもドライマウスになることがあるし、ストレスはリタイヤ組よりも現役世代のほうが、ずっとしんどいだろう。『Men’s Beauty』読者世代でも、ドライマウスにかかる可能性は十分あるので注意が必要だ。

ドライマウス対策に有効なマウススプレー

ドライマウスの対処法としては、原因を特定し、ストレス軽減をはかるなど、まず歯科医師と相談するのが第一。くわえて、キシリトールガムを噛む、唾液腺マッサージなどのセルフケアがあるが、最も手軽で即効性が高いのがマウススプレー。といっても、口臭対策に特化したエチケット用ではなく、ドライマウス用のスプレーを指す。これは病院で処方されるもののほかに、市販のものが何商品か出ているが、今回紹介するのは新製品となる「オーラパールマウススプレー」だ。

ドライマウス唾液分泌量口内細菌再石灰化作用

20188月に発売された全薬工業の「オーラパールマウススプレー」

「オーラパール」とは、メーカーの全薬工業のマウスケア製品のブランド名。「オーラパールマウススプレー」は歯磨き剤、洗口液に続く第3の商品となる。特徴は、保湿成分の生体適合性物質「リピジュア」の効果で、口内乾燥を瞬時に保湿できること。「リピジュア」は、細胞膜を構成するリン脂質をモデルに開発され、「約2,000個の分子が化学結合し、保水性に優れたうるおいのベールを作り出す」作用がある。

また、従来のマウススプレーと比較して格段に殺菌効果が高いのも「オーラパールマウススプレー」の長所で、口臭ケアや虫歯の進行抑制にも役立つ。

ドライマウス唾液分泌量口内細菌再石灰化作用

「オーラパールマウススプレー」の殺菌効果(画像提供:全薬工業)

メーカーのサイトを見ると、「刺激の少ないスペアミントの優しい味」とあるが、正直な話、味に違和感はある。ただ飲み込む必要はないので、味についてさほど気にすることもないと思う。殺菌を兼ねた一品二役で、外出先でも使えるので、最近口の乾燥が気になる方は、常備してみてはいかがだろうか?

参考図書/『歯医者に行きたくない人のための自分でできるデンタルケア』(西原郁子/アスコム)、『ドライマウス今日から改善 お口のかわき』(阪井丘芳/医歯薬出版)

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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