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なぜか疲れが抜けない「隠れ疲労」を改善できる生活習慣(2018.10.08)

なぜか疲れが抜けない「隠れ疲労」を改善できる生活習慣

隠れ疲労副腎コルチゾール抗ストレスホルモン

ちゃんと睡眠をとっているのに、「なぜか疲れが抜けない」、「朝起きると目の下にクマがある」といった異変に悩まされていないだろうか?

気になってクリニックで診てもらっても「異常なし」と診断されたなら、もしかするとそれは「隠れ疲労」かもしれない。

休息や睡眠によっても、なかなか解消しない隠れ疲労。その原因は「副腎」にあると言うのは、千葉県のすぎおかクリニック院長の杉岡充爾医学博士。杉岡院長は、著書『最高の疲労回復法』(大和書房)のなかで、あまり注目されてこなかった、腎臓の上にあるこの小さな臓器と隠れ疲労の関連性・対策について論じている。

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本書には専門的な話もあるが、論旨は明快だ。副腎が分泌するホルモン「コルチゾール」が不足すれば隠れ疲労のリスクが増し、不足させなければ「疲労もなくなり、ひいては身も心も軽くなっていく」という。そして、不足する事態を回避する様々なメソッド・生活習慣が載っている。今回は本書をもとに、コルチゾールの概要と不足を防ぐ方法について、いくつか触れたい。

抗ストレスホルモンとして活躍するコルチゾール

朝の起床時に「一晩眠ったら疲れもスッキリ解消」となるのは、実はコルチゾールの働きが大きい。コルチゾールは「抗ストレスホルモン」とも呼ばれ、身体がストレスを受けて起こる体内の炎症を治し、ひいては疲労という自覚症状を引かせる作用がある。

よく対人関係で「気疲れ」するのは、人に気をつかう持続的なストレスがコルチゾールの大量消費を招き、炎症に対処するキャパをオーバーするため。対人関係にかぎらず、現代人の多くは、仕事から家庭まで過重なストレスを抱えやすいライフスタイルを送っており、常時コルチゾールが乱費されているような状態にある。杉岡院長は、副腎を「ホルモンタンク」と呼んでいるが、「現代は、いわばホルモンタンク枯渇時代といっても過言ではありません」と述べている。

「ホルモンタンク」が枯渇し始めると、顔色がすぐれないとか目の下にクマが出るというような、肌のトラブルとして顕在化するという。それを放置すると、「朝起きても、疲労感が残っている」状態に。さらには、集中力がなくなり「気づいたらボーっとしてしまう」いわゆるブレイン・フォッグにもかかるなど、いいことは一つもない。

間違いだらけの世間の疲労回復術

杉岡院長は、世の中にあふれかえるほどある疲労回復術には、応急処置的な効果しかないか、逆効果のものが多いと警鐘を鳴らす。

例えば、スイーツを食べたり、コーヒーを飲んだりするやり方。甘い物を食べ、カフェイン飲料を摂ると、脳内にはβエンドルフィンという快楽物質が分泌されて、疲れを忘れ、ブレイン・フォッグも晴れた気分になる。しかし、これは一時的な効果。そして、枯渇しつつあるコルチゾールを強制的に分泌させる作用もあり、副腎が酷使されてしまう。

また、睡眠も浅い眠りをだらだらとしてもダメで、翌朝になっても疲れは全快しない。たとえ短時間でも「深い睡眠」が大事と説く。

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