なぜ歯を磨くだけでは口臭を防げないのか(2018.10.08)

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鏡を見ながら、舌をベーッと突き出してみてほしい。

舌の中ほどからやや奥のほうについている白いもの、これがイヤ〜な口臭を発生させる原因のひとつ「舌苔(ぜったい)」だ。

そこで今回は、中城歯科医院 医院長 歯学博士 鍼灸師 中城 基雄先生が監修した「ウェルラボ」の「舌苔」についてのレポートを紹介しよう。

■そもそも舌苔って何?

口の中で悪臭を発生させるもの…その正体は「菌」。

菌は大きく分けて、酸素のあるところで生育する「好気性菌(こうきせいきん)」と、生育に酸素を必要としない「嫌気性菌(けんきせいきん)」の2つのタイプがある。

このうち、イヤなにおいを発生させるのが嫌気性菌だ。

嫌気性菌の格好のすみかが、舌に生えている細い繊維状の組織(糸状乳頭)の根元。

ここには酸素が届きにくいため、多くの嫌気性菌がすみ着いてかたまりをつくるこのかたまりが舌苔の正体だ(図(1)参照)。

図(1)

口臭舌苔01

口の中が健康な状態で充分な唾液量があれば、菌は唾液によって洗い流されるため、菌が増え過ぎることはなく、舌苔もそれほどたまらない。

だが、加齢やストレスなどによって唾液が減少すると、菌がかたまって増殖し、舌苔が増える。

こうして舌苔が増えれば増えるほど、口臭も出やすくなるのだ(図(2)参照)。

図(2)

口臭舌苔01

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