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運動前にコーヒーを飲むと「脂肪燃焼・運動能力アップ」に役立つ(2018.11.01)

運動前にコーヒーを飲むと脂肪燃焼&運動能力アップに効果的【美容のギモン】

ひと昔前は、「コーヒーは危険なので、子供に飲ませちゃダメ」などといわれ恐怖心を煽られたと思ったら、逆に最近では認知症や糖尿病、ガンの予防に有効などなど、何かと話題の多いコーヒー。

そんな中、取材などでお会いするアスリートの方々からよく耳にするのが「運動前にコーヒーを飲むといいよ」という話。

もちろん、その情報は以前から話題になっていたこともあり、私も筋トレをやっているので何度か試したことがあります。

ただ、いまひとつその効果を実感できたことがなく、真実なのかどうか頭の中がモヤモヤした状態。

ということで、その真相を探ってみました。

運動前コーヒー美容のギモン

コーヒーの成分と効果について

コーヒーの代表的成分であるカフェインとは、コーヒーから抽出されたことから、その名がつけられました。

コーヒーだけでなく、紅茶やウーロン茶、緑茶、さらにはチョコレートにもカフェインが含まれているのは、ご存知のとおり。

主な効果や作用については、中枢神経に働きかける「覚醒作用」や「強心作用」、医薬品として用いられることの多い「解熱鎮痛作用」、そして「利尿作用」といったところでしょうか。

そのカフェインは、摂取後30分で脳に到達するといわれ、計算や記憶力の向上、疲労の抑制、運動能力の向上に役立つという研究結果があります。

また、カフェインには、脂肪の分解を促すリパーゼという酵素の働きを活性化させる働きがあり、それによって脂肪燃焼が促進することが知られています。

そのほかの成分には、コーヒーポリフェノールと呼ばれるクロロゲン酸が豊富に含まれていて、実はその量は、カフェインよりも多いのだとか。

もともとポリフェノールとは、植物が作り出す抗酸化物質で、活性酸素による酸化を防いでくれます。

さらにコーヒーポリフェノールの場合、抗酸化作用のほか脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどにも利用されています。

コーヒーを飲むタイミングと注意点

さて、コーヒーの脂肪燃焼と運動能力アップの効果があるのはわかったと思いますが、実はその飲むタイミングが大切。

前述のとおりカフェインは、摂取後30分で脳に到達するということから考えて、運動の20〜30分前に飲むのがいいとされています。

その量も、ドリップコーヒーであれば100mlあたり約60mgのカフェインが含まれていますので、一般的なコーヒーカップ(容量150ml)なら1〜2杯で充分。

ちなみに、以前に九州の20代男性が、カフェイン中毒で死亡したニュースをご存知の方も多いと思いますが、やはり過剰摂取には注意が必要。

日本では、カフェイン摂取量に関しての明確な基準値がありませんが、2015年の欧州食品安全機関(EFSA)の発表では、安全と考えられる量を、成人が1回に3mg/kgまでと設定されています。

これは、例えば体重60kgの人なら1回に180mgまでのカフェイン摂取量ということになります。

さらにカフェインは、玉露やエナジードリンク、サプリメント、市販薬などにも多く含まれていますので、飲み合わせにも気をつけなければいけません。

さて最後に、私が冒頭で書いた「コーヒーの効果を実感できない」ということについて、わかったことをご報告。

実は、カフェインの半減期(体内で代謝され、血中濃度が半分に低下するまでに要する時間)が4〜6時間といわれていて、日頃から頻繁にコーヒーを飲んでる私のような人には、その効果がわかりづらいのだとか。

つまり、四六時中カフェイン効果が出ているようなもの。

ということは、カフェイン中毒にならないよう、飲み方にも気をつける必要があります。

運動前コーヒー美容のギモン

文・撮影/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
「CanCam」「Oggi」「Domani」など女性誌ばかりの編集に携わって20数年。同時に、「女性自身」や「CanCam」のダイエットムック計7冊の制作、「エステティックTBC」の雑誌広告クリエイティブディレクター&コピーライターを約6年務めるなど美容・ダイエットにどっぷり。今後は、その経験を活かし男性に向けたボーダレスな美容法、化粧品情報を発信。

記事内のデータ等については取材時のものです。

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