季節の変わり目は自律神経の機能低下に要注意(2018.11.01)

自律神経交感神経副交感神経ウーマンウェルネス研究会

11月に入り、より秋の深まりを感じさせる時期となった。それだけに疲れで体調がすぐれないという人も多いのでは? 

実は、そんな冷えや疲れは自律神経と大きく関係している。自律神経はアクセルの働きをする「交感神経」と、ブレーキの働きをする「副交感神経」からなり、両方がよく働いていることが大切。しかし、現代はストレスを感じやすく、自律神経の機能が低下している人が多く、体の不調を訴える人も増加しているという。

そこで「ウーマンウェルネス研究会」では、20〜59歳の男女1,200人を対象に冷えと疲れに関する意識調査を実施。その結果を、交感神経(アクセルの働き)と副交感神経(ブレーキの働き)によって4つのタイプに分類したところ、「ぐったりタイプ」が最も多く、全体の約6割を超える結果となった。

自律神経交感神経副交感神経ウーマンウェルネス研究会

現代人に最も多い「ぐったりタイプ」

この調査結果に対し、自律神経研究の第一人者で、プロスポーツ選手やアーティストなどのパフォーマンス向上指導に携わる順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生は次のように分析している。

「D ぐったりタイプ」が最も多いという結果は、現代社会を色濃く反映しており、非常に深刻な状態であるといえます。交感神経も副交感神経も低いこのタイプは、体力がなく非常に疲れやすいのが特徴です。

しかも、両方のバランスがとれてしまっているため、本人は不健康であるという自覚が乏しく、生活習慣を改善しようという意識が低いため、悪循環に陥りがちです。

ストレスの多い環境や睡眠不足で疲れきってしまっている「D ぐったりタイプ」は、「休み方」を間違えている可能性があります。「休む」=「動かない」ことではありません。

疲れているからといって、帰ってソファに座り込んだり、休日にごろごろしてすごしたりするのは、実はかえって疲れを溜めてしまっているのです。休むときには、むしろ動いたほうがよく、適度な運動をすることで血流が改善されます。その結果、ストレスも軽減し、疲れも解消されやすくなるのです。

「D ぐったりタイプ」も適切な対策をとることで、理想的な「A 絶好調タイプ」に近づくことができます。

また、「A 絶好調タイプ」もおかれる環境によっては、「B がんばりすぎタイプ」や「C ねむだるタイプ」へ移行してしまう危険性もあるため、首を温める「首温活」を中心とした対策をとることが必要です。

全タイプに効果的な「首温活」とは

冷えや疲れを感じやすい現代人にとって、自律神経の機能を高めるために最も効果的なのは「首温活」になる。首には太い血管があるので、首を温めると全身の血液が温まりやすくなり、冷えや疲れも緩和。また、首を温めると副交感神経の機能も高まる。その結果、リラックスできるようになったり、血流がよくなったりすることでこりもほぐれ、全身の疲労感が解消が期待できる。

「首温活」と併せて取り組むタイプ別対策

A :切り替え上手な「絶好調タイプ」の対策
交感神経、副交感神経ともに機能が高く、理想的といえる「A 絶好調タイプ」だが、環境によっては「B がんばりすぎタイプ」や「C ねむだるタイプ」に移行してしまう可能性も。自分のペースに合わせて、適度な運動や腸内環境を整える対策を意識したい。

B:ブレーキがきかない「がんばりすぎタイプ」の対策
タイムマネジメントが得意なこのタイプは、ついついスケジュールを詰め込んでがんばりすぎてしまいがち。ゆったりとした行動を心がけて余白を作ることで、精神的な余裕も生まれ、自律神経の働きを高めやすくなるはず。

C:アクセルがきかない「ねむだるタイプ」の対策
ゆったりとしたペースで物事を進める傾向のこのタイプは、仕事やスケジュールを組む単位を30分刻みに切り替えたい。気持ちの切り替えがうまくでき、メリハリのある行動もとりやすくなるのでは。

D:アクセルもブレーキもきかない「ぐったりタイプ」の対策
疲れているときほど、身体を休めて安静にしていようと思いがちだが、身体を動かすことで血流がよくなり、自律神経の機能も高まる。エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うなど、まずは日常生活の中でできる運動に取り組みたい。まずは1日3階分から、慣れてきたら階数を増やしていきたい。1か月続けてみると、変化を感じるようになるだろう。

また朝起きたらコップ1杯の水を飲み、朝食はかならずとる。胃に入ってきた水や食べものが腸を刺激し、お通じがスムーズに。腸と副交感神経には深い関わりがあり、腸内環境が改善されると副交感神経の働きが安定するといわれている。

自律神経交感神経副交感神経ウーマンウェルネス研究会

関連情報

https://www.well-lab.jp/

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