「褐色脂肪」を活性化させて太りにくいカラダになる!(2018.11.19)

褐色脂肪脂肪代謝熱産生

太りにくいカラダのために必要とされる要素の一つである代謝の向上。そんな代謝をあげるカギとして、注目されているのが「褐色脂肪」だ。ウエルラボでは、北海道大学名誉教授・斉藤昌之先生の監修による褐色脂肪と代謝との関係についてのリポートが掲載されている。その概要をまとめてみた。

褐色脂肪の活性が高い人は、全身の脂肪代謝が高い

本来、人間は自分で熱(エネルギー)を作り出す「熱産生」という機能を持っている。中でも寒いときの体温調整や、食事を消化・吸収する際の「熱産生」に関わっているのが「褐色脂肪」だ。褐色脂肪は、脂肪を消費して熱(エネルギー)を生み出す働きがあり、「太りやすい」「太りにくい」などの体質を決める要因のひとつとしても考えられている。

また、最近の研究で、褐色脂肪の活性の高い人は、全身の脂肪代謝が高いことが明らかになっている。

この褐色脂肪がいちばん多く身体に存在するのは、実は赤ちゃんの頃。褐色脂肪は、体内のヒーターのようなもの。生まれたばかりの頃、赤ちゃんは体温調節の機能が未発達のため、ヒーターの役割である褐色脂肪が熱を作り出し、一定以上の体温を確保しているのだ。

褐色脂肪脂肪代謝熱産生

赤ちゃんは、37度くらいの母親の胎内から、25度くらいの外の世界へ産まれる瞬間に、10度以上もの温度差を体感する。その寒冷刺激によって、赤ちゃんの褐色脂肪は活性化すると考えられている。

この褐色脂肪は年齢とともに減少し、成人になるとなくなってしまうという説があった。しかし近年、成人でも褐色脂肪は存在し、その活性が高い人と低い人がいることが判明。ただし褐色脂肪の活性の程度にはかなり個人差があり、活性の高い人は全身の脂肪代謝が高いという研究結果が出ている。

また、褐色脂肪のある人とない人では、1日あたりの消費カロリーで10~20㎉の差があるともいわれている。これが蓄積されていくと、20年後には体重にして約10㎏の差になる。褐色脂肪の活性の高い人は、内臓脂肪が少ないというデータもある。

代謝アップに欠かせない褐色脂肪の活性方法

身体に寒冷刺激を与える
寒冷刺激を与えると、褐色脂肪が活性化することがわかっている。たとえば、冬場の暖房設定温度を1度下げたり、水泳などで身体に寒冷刺激を与えたりするなど、日常生活で無理なく寒冷刺激を取り入れてみたい。

よく噛んでよく味わう
人は食べものを消化・吸収する過程でも、食事誘導性熱産生という働きにより、エネルギーを消費している。褐色脂肪細胞はこの食事誘導性熱産生に深く関わっているという。ゆっくりとよく噛んで、味わって食べることで、褐色脂肪は活性化し、食事誘導性熱産生が高まると言われている。

「温度受容体」を刺激する
「温度受容体」とは、人の身体の皮膚や粘膜に存在し、温度や痛みなど、外部からの刺激を感じるアンテナの役割を果たしている。カプサイシン(唐辛子)やショウガを摂取することで、このcが刺激され、褐色脂肪が活性化するといわれている。

茶カテキンをとる
緑茶などの茶葉に含まれるポリフェノール成分の茶カテキンには、褐色脂肪の活性を高め、全身の脂肪代謝の働きを高める効果がある。日頃から継続的に摂取するのもいいだろう。

褐色脂肪脂肪代謝熱産生

関連情報

https://www.well-lab.jp/

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