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「加齢臭」を発見した資生堂が新たに「ストレス臭」を特定(2018.12.11)

資生堂STチオジメタンストレス臭

資生堂は性別や年齢に関係なく、面接、試験、プレゼンテーション、スピーチ、初対面の対話など心理的に心拍数が上がるような緊張・ストレス状況下で、特徴的なニオイ成分を含んだ皮膚ガスが『ストレス臭』として発生することを発見。さらに、その成分がSTチオジメタン(ジメチルトリスルフィド dimethyl trisulfide, DMTS とアリルメルカプタン allyl mercaptan, AM)であると発表した。

資生堂STチオジメタンストレス臭

まず同社では、皮膚表面から放出される気体「皮膚ガス」に着目。この「皮膚ガス」は、体調、加齢、情動、食べた物など、体内の状態を反映して変化する。皮膚ガスの中には、アセトンなどほぼ無臭のガスもあるが、ノネナールやニンニクのニオイ成分などニオイのあるガスも存在し、本人や周囲がそのニオイを感じることがあるという。

この採取した皮膚ガスの成分を特殊な検査機器で調べた結果、ジメチルトリスルフィド(dimethyl trisulfide, DMTS)とアリルメルカプタン(allyl mercaptan, AM)という2つが『ストレス臭』の主要成分であることを発見。同社ではこれらを「STチオジメタン」と命名した。面接や会議室…等々、多くの人が経験したことのある、汗のニオイとは異なる“あのニオイ”の正体が初めて明らかにされた、と説明している。

資生堂STチオジメタンストレス臭

ちなみに資生堂が行った調査によると、90%以上が「日常生活でストレスを感じている」(90.9%)と回答。男女・年齢に関らずストレスを感じていることがわかった。

ストレスを感じる場所については、「職場」「自宅」「電車やバスの中」などが上位にあげられた。ストレスを感じる対象については、男性は「職場の上司」「職場の同僚」「職場の部下の後輩」、女性は「見ず知らずの人」「配偶者」と回答。何気ない日常生活に「ストレス」が潜んでいることが見えてくる。

資生堂STチオジメタンストレス臭

資生堂STチオジメタンストレス臭

さらに、『ストレス臭』の存在を提示した結果、4割を超える人が「『ストレスによるニオイ』が気になる」(42.9%)と回答。「ストレスによるニオイ」については、過半数が「ケアしたい」(53.3%)と回答した。

ニオイは生理現象 正しくケアすれば大丈夫

このようなニオイ問題に関して、東松原皮フ科院長で、医学博士の水野惇子先生は次のようにコメントしている。

体から発するニオイには、髪の毛のニオイや口臭、腋臭、足のニオイ、体全体から臭うもの、さらに、衣服のニオイなども含めるとその種類は多数あります。日本人はきれい好きで、ニオイについて敏感な方が多いと思います。診察していると、ニオイを気にする人は、特に30代の働き盛りの女性に多いというのが実感です。香水を何度も振りかけて、かえって強すぎる香水のニオイが周囲からは不快に感じられているのかもしれません。

今回、『ストレス臭』が発見されましたが、これは、皮膚科医としても興味深いことです。なぜなら、発生学的に見ると皮膚と脳は、同じ外胚葉から生じていて非常に関係が深いからです。たとえば、ストレスがかかると皮膚は敏感に反応して、発汗したりじんましんが出たり、ニキビやアトピーの症状が悪化したりします。特に、発汗やじんましんなどは、個人差はあるものの、ストレスを感じると条件反射のように出てきます。このように顕著な症状以外にも、肌あれが長引いたり、お化粧の乗りが悪くなるといったことはよく知られています。こうしたことから、ストレスがかかると体臭が出るというのも、むしろ自然な生理的反応ではないかと思われます。

資生堂STチオジメタンストレス臭

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