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茶カテキンでインフル対策や記憶力向上が期待できる!?(2019.01.09)

カテキン抗ウイルス作用テアニン認知機能

年明けとともに受験シーズンも到来。1月末の大学センター試験を皮切りに、中学~大学受験は3月の中旬頃まで続く。今や東京23区では、4人に1人が中学受験をする時代と言われ、また国の施策により、大規模私大を中心に合格者数が絞り込まれているだけに、受験事情も白熱。受験を持つ家庭では、インフルエンザ対策など健康管理も重要になってくる。

そこで近年注目されているのが、お茶。お茶に多く含まれるポリフェノールの「カテキン」には抗ウイルス作用があり、お茶でうがいをするとインフルエンザ予防に有効であるという。

伊藤園では、うがい以外の予防方法や、特に流行が拡大する“新型インフルエンザ”について、お茶が効果的であるかを静岡県立大学薬学部との共同研究で確認。そのリポートを公開している。さっそく、その概要を紹介していこう。

新型インフルエンザウイルスに対する感染抑制

伊藤園は、緑茶が“新型インフルエンザウイルス”に対しても有効であるかを確認するため、静岡県立大学薬学部の鈴木隆教授と共同研究を実施した。 研究では、「カテキン」の種類の一つであり、緑茶の中に最も多く含まれる“エピガロカテキンガレート”を使用。培養細胞にて2009年から2010年にかけて大流行した新型インフルエンザウイルス(H1N1型)を用いて感染抑制力を評価した。

その結果、“エピガロカテキンガレート”は、抗インフルエンザ薬で用いられる“アマンタジン”と呼ばれる成分よりも低い濃度で、新型インフルエンザウイルスの感染を抑制した。

さらに、緑茶に含まれる「ストリクチニン」と呼ばれる「カテキン」以外のポリフェノールでも同様の研究を実施。「ストリクチニン」は、抗アレルギー効果が期待される機能性成分だ。その結果、先の研究で用いた“エピガロカテキンガレート”の効果を上回る感染抑制力を確認することができたという。

カテキン抗ウイルス作用テアニン認知機能
ウイルスの感染を50%抑制する濃度。値が低いほど効果が高い。
 EGCgは、0.12μM(55μg/L)でウイルスの感染を対照の半分に抑制した。

共同研究者より
静岡県立大学 薬学部・大学院薬学研究院
生化学分野 薬学研究院長
鈴木隆教授

インフルエンザの感染予防について、ストリクチニンでの試験は初めてでしたが、カテキンはそれ以前にも報告がありましたので、新型インフルエンザウイルスであろうと、ある程度効果は出るものと期待していました。ただ、ポリフェノールは全て同じような効果を示すだろうと思っていましたが、実際に調べてみるとそれぞれ違っていました。天然成分にはいろいろな作用があるのだなというのが印象です。
緑茶を上手に活用して、普段の生活の上にインフルエンザの予防を考えるのもよい方法かもしれないですね。

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