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自律神経と密接に関係!?なぜ呼吸を整えると睡眠に良い影響を及ぼすのか(2019.01.10)

副交感神経と呼吸は深いところでつながっている!

そこで、副交感神経と呼吸とはどのような関係があるのかを、精神神経免疫学博士で、呼吸法やうつを克服する方法を学べる「スパーブ ヘルス アカデミー」主宰の荻原順子さんに伺った。

「人間は、自律神経を自分で意識してコントロールすることはできませんが、唯一、呼吸はコントロールできます。

交感神経が高ぶっているときというのは、緊張・ストレスの中にいるときですが、心臓がドキドキして、呼吸も荒くなりますよね。

一方、副交感神経が優位のときは、心身共に落ち着き、リラックスした状態になるので、脈拍は穏やかです。

このように呼吸と自律神経とは密接につながっているので、無意識の呼吸を“意識呼吸”に変えれば、自律神経やホルモンのバランスを自分でコントロールすることができるのです」

また、荻原さんによれば、副交感神経をより活性化させるためには、「鼻から吸い、口から吐く」よりも、「鼻から吸い、鼻から吐く」ほうが効果的なのだそうだ。

最近の識者は皆こぞって鼻呼吸を推奨しているという。

そもそも、なぜ“鼻呼吸”がそれほどまでに副交感神経を刺激できるのだろうか?

「鼻から吐いて、鼻からゆっくり吸うと、腹式呼吸になります。

腹式呼吸は横隔膜をしっかりと動かすため、空気を取り入れる量が胸式呼吸よりも3~5倍になります。

また、腹式呼吸は“鼻呼吸”ともいわれていて、鼻から息を吐いて吸うことで、口呼吸よりも鼻の中を空気が通ることで浄化され、さらに粘膜に触れることで、乾いた空気に湿気を与えます。

そして空気も温まり、気管に与える刺激もソフトになります。

この状態を保つと、副交感神経がより高まりやすくなるのです。

副交感神経は、男性は30代、女性は40代を過ぎると働きがグンと下がってしまいますが、自分から意識して呼吸を行うことで高めることができます」

唯一、自律神経をコントロールできる方法である「呼吸」。

ぜひ日々、眠るときだけでなく、イライラしたときや、ストレスでつらくなったときなどに実践してみよう。

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荻原 順子(おぎはら・じゅんこ)
(株)プラスパ代表、精神神経免疫学博士、朝日新聞本社運営【マイベストプロ東京】認定臨床心理カウンセラー、スパーブヘルスアカデミー主宰。日本の素晴らしい女性代表として幸福家庭表揚状受賞。
http://www.pluspa.com

取材・文/石原亜香利(@DIME編集部)

記事内のデータ等については取材時のものです。

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