そのストレスは手足の冷えが原因だった!?(2019.01.18)

冷えストレス交感神経

日ごとに寒さがつのり、身体の冷えが気になるこの季節。実は「冷え」と「ストレス」には密接な関係があるという。健康情報サイトのウェルラボでは、統合医療医で東京有明医療大学 教授の川嶋 朗先生の監修により、この問題に関するリポート公開している。その一部を紹介していこう。

「冷え」と「ストレス」の密接な関係

同サイトが行なった首都圏在住の20代~50代の男女893人を対象とした「冷え」と「ストレス」に関する意識調査では、冬に身体の冷えが気になる人は全体で約6割、女性の場合は約8割にもおよぶ結果が出ている。

また、日常的にストレスを感じている女性は約8割にものぼり、「冷え」と「ストレス」の両方を感じている女性は約7割にも達したという。

「冷え」と「ストレス」には、実は密接な相互関係がある。身体が冷えると、放熱を防ぐために交感神経が働いて末梢の血管が収縮し、手足が冷たくなる。身体は交感神経が優位になるとリラックスできず、緊張状態が続いてしまう。

また、ストレスを感じたときにも交感神経が働き、末梢の血管が収縮して血流量が低下するため、身体の末端部分の冷えを感じるようになるのだ。

冬に「冷え」と「ストレス」が加速する要因

日照時間が減少
太陽の光を浴びると多く分泌されるといわれる幸せホルモン「セロトニン」は、日照時間が短くなる冬になると分泌が減少する。そのため、夏に比べて冬の方が不安な気持ちになったり、落ち込んだり、精神的なストレスによるダメージを受けやすくなったりするのだ。

厳しい寒さ
冬の寒さで交感神経が優位になり、末梢の血管が収縮するため、手足が冷えやすくなると同時に、リラックスできずストレスを感じやすくなる。また、身体が冷えると幸せホルモン「セロトニン」とやる気ホルモンと呼ばれる「ドーパミン」を作る酵素が減り、分泌が減少することも要因の一つに考えられる。

室内外の寒暖差
温かい室内と冷たい空気の室外との温度差で自律神経のバランスを崩しやすくなり、心身ともに「冷え」と「ストレス」を感じやすくなると言われている。

「冷え」と「ストレス」のスパイラルを断ち切るために

身体を温める前に、まずは気持ちをリラックスさせることが大切。リラックスすると、副交感神経が優位になって血めぐりも改善されるからだ。

リラックス法はさまざまだが、目もとを10分程度蒸気で温めると、交感神経が抑えられることで副交感神経が優位になり、短時間でリラックスモードに切り替えることができる。温める際の温度は、人が心地よいと感じる約40度がおすすめだ。

入浴時には、炭酸ガス入りの入浴剤を使いたい。血行が促進されて深部体温が上昇し、湯上り後も温かさが持続するため効果的。ただし、湯の温度が熱すぎると交感神経が優位になり、寝つきが悪くなるので注意したい。

寒さで緊張した身体をほぐしてリラックスするには、縮こまった部分を伸ばすストレッチがおすすめ。「冷え」や「ストレス」で交感神経が優位になると、筋肉が緊張して呼吸が浅くなりがち。筋肉の緊張を和らげ呼吸を整えたい。

通常のストレッチでは、息を吐きながら筋肉を動かすが、息を吸う時に背中と胸の筋肉を伸ばすという、逆の動きがポイントになる。

関連情報

https://www.well-lab.jp/

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