フランス人は幼少期からビターチョコで「大人の味覚」を学んでいた?!(2019.01.27)
来月に迫ったバレンタインデーを前に、明治は日本とフランスにおいて、スイーツの代表・チョコレートの嗜好調査を実施した。その結果、フランスではビターチョコレートが好まれる一方、日本では、ミルクチョコレートが多くの支持を得ていることが判明。
この結果について同社では、「ビターチョコレートを好むフランスでは、子供のころから、ビターチョコレートを親から与えられ、カカオの魅力を理解。チョコレートに対する味覚みがきの教育をされていると推測される」とコメント。
このチョコレートに対する関わり方の違いが、今回の結果にも表れているようだ。しかし。その一方で日本人も30%近くがビターを好んでいた。
近年、日本においてもチョコレートはお菓子の消費量第一位だ。その背景のひとつに、ミルクチョコレートのような子供の甘いおやつから、大人にふさわしい奥深い嗜好品としての意識変化があるよ言われている。その結果、高カカオのビターなチョコレートが次々と発売されているのだ。
フランスでは約7割の人がビターチョコレートを好んでいる
Q: 2種類のチョコレートをご試食いただき、あなたはどちらが好きでしたか。
チョコレートを食べる頻度について、フランスは3割が毎日食べると回答
Q: あなたは普段、チョコレートをどれくらいの頻度で食べていますか。
フランスではチョコレートを「就寝前」や「朝食時」にも食べる
Q: あなたは普段、チョコレートをいつ食べていますか。
フランスではビターチョコを1歳から与えている
Q: お子様が何歳の時からビターなチョコレート(カカオ分70%程度)をあげていますか。
【調査概要】
期間 :フランス 2018年10月31日~11月4日
日本 2018年11月10日
調査対象 :日仏味覚調査
回答数 :122人
調査方法 :フランス会場調査 日本集合調査(対象者による自己記入式)
調査会社 :自社調べ
本調査は、1990年にフランスで生まれた「Lecon de Gout(=味覚の授業)」にも採用されている、カカオ70%のチョコレートの食べ比べ方式で行った。
カカオ本来の味を堪能できるBEAN to BARチョコレートの代表商品「明治ザ・チョコレート」シリーズからカカオ70%の商品と、砂糖の含有量が多いミルクチョコレートを日本とフランス両国の成人男女122名を対象に、味覚に関する意識調査を実施。
