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カレーを食べるとPM2.5による呼吸機能低下が改善される?!(2019.01.23)

ハウス食品カレースパイスPM2.5抗酸化作用
(写真はイメージです)

ハウス食品は京都大学 高野裕久教授との共同研究により、カレー粉およびカレー粉に含まれる4種類のスパイス(クローブ、ウコン、コリアンダー、桂皮)に、PM2.5によって引き起こされる炎症反応を抑える効果を確認。同社によれば、PM2.5による呼吸機能低下を予防する対策として、複数のスパイスを含むカレーの摂取が有用である可能性があるという。

この研究成果は、2019年2月1日から3日に開催される第89回日本衛生学会学術総会(名古屋市 名古屋大学東山キャンパス)にて発表される。

カレーは健康増進に効果があるとされる様々なスパイスが用いられており、健康に良い食品と考えられている。しかし、カレーの健康効果については、これまであまり研究が進んでいなかった。とはいえ、カレーにはスパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれており、高い抗酸化・抗炎症作用が期待できるメニューの一つであることから、同社では「カレーを食べれば酸化ストレスや炎症反応が低減され、健康に様々な良い効果をもたらすのではないか」と考え、研究に取り組んできたという。

研究を行っていく中で、同社は、カレー摂取頻度の高い高齢者では、呼吸機能が良好に保たれていることが疫学研究の結果として報告されていることに注目。カレーを食べる頻度が高いほど呼吸機能が健康に保たれており、その効果は喫煙者でより顕著であるという内容だ。

この報告では、カレー中のスパイスによる抗酸化・抗炎症作用が呼吸機能を維持し、特にタバコの煙による呼吸機能の損傷を防いでいると考察している。実際、オイゲノール(クローブの香気成分)やクルクミン(ウコンの黄色色素)といったカレーに含まれるスパイスの主要成分に、タバコの煙と同様に代表的なPM2.5であるディーゼル排気微粒子による呼吸機能障害を抑制する効果があることが報告されている。

食品としてのカレー粉、クローブおよびウコンには、オイゲノールやクルクミンといった成分以外にも様々な成分が含まれているため、カレー粉、クローブおよびウコンがPM2.5に対して効果があるかについてはわかっていない。

ハウス食品カレースパイスPM2.5抗酸化作用
(写真はイメージです)

また、カレーおよびカレー粉には、クローブおよびウコンの他にも多くの抗酸化作用の高いスパイスが豊富に用いられているが、PM2.5に対して効果があるのかは不明だった。そこで今回、カレー粉、クローブおよびウコン、カレー粉に一般的に用いられるその他のスパイスについて、PM2.5による炎症反応を抑制する効果があるかを確認するに至ったものだ。

今回の研究により、ヒト気道上皮細胞においてPM2.5によって引き起こされる炎症反応が、カレー粉抽出物やカレー粉に含まれる4種類のスパイス(クローブ、ウコン、コリアンダー、桂皮)抽出物によって抑制されることが判明。この保護効果のメカニズムには、PM2.5による細胞外の活性酸素種産生の抑制が重要であることも示唆している。

これまでの報告でカレーの摂取量が多い人で呼吸機能が維持されていたことの理由として、同社ではカレー粉の抗酸化作用を通じた抗炎症作用によるものである可能性が示された、と説明。PM2.5による呼吸機能低下を予防する対策として、複数のスパイスを含むカレーの摂取が有用である可能性がある。

酸化ストレスや炎症反応は呼吸機能障害以外にも多くの疾患に関与していることが知られており、抗酸化・抗炎症作用の高いカレーの摂取は、様々な健康機能を改善する可能性もある。同社ではカレーの摂取が他の健康機能に及ぼす良い影響についても、今後研究を行う予定だという。

ハウス食品カレースパイスPM2.5抗酸化作用
(写真はイメージです)

関連情報

https://housefoods-group.com/

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