なぜ年齢を重ねると歯は黄色っぽく見えるのか?(2019.02.19)

歯のくすみ着色汚れ沈着汚れエナメル質

学生時代や新入社員の頃は歯が真っ白でツヤツヤだったのに、年齢とともに歯がくすんできた気がする……。実はこの現象、誰にでも起こるといわれている。

健康情報サイトのウェルラボでは、東京歯科大学 准教授 見明 康雄先生の慣習により、そんな「歯のくすみ」のメカニズムと原因に関するリポートが掲載されているので紹介したい。

歯を健康に美しく見せるためには、「光(つや)」「明」「色」の3つの要素が重要。しかし歯をきちんと磨いていても、加齢に伴い、歯の「光(つや)」「明るさ」は失われ、「色」は黄ばんで暗く見えてしまう。これが「歯のくすみ」だ。

歯がくすんで見える理由は、次の3つと言われている。

エナメル質の隙間に沈着物がたまり、象牙質が透けて見える
歯は内側に黄色みを帯びた「象牙質」があり、その上を白く半透明な「エナメル質」が覆っている。エナメル質は「エナメル小柱(しょうちゅう)」という柱状のアパタイト(※)の集合体からできていて、それぞれの柱の間には小さな隙間がある。
※リン酸とカルシウムの化合物

若い世代の歯にはエナメル質に隙間があり、歯の内部で光が散乱するため、歯は白く明るく見える。ところが、加齢とともに隙間が埋まってしまうと、光がエナメル質を通過。その奥にある黄色っぽい象牙質の色が透けて見えるため、歯そのものが黄ばんで見えてしまうのだ。

また、象牙質は年齢とともにだんだん黄色みが濃くなっていくため、さらに歯が黄色っぽく見えてしまう。

着色汚れ
着色汚れの原因は、歯の表面に食品に含まれる色素が付着すること。色素がつくと歯の色はくすんで見えてしまうのだ。

歯に着色する食品色素の代表的なものに、コーヒーや紅茶、ワインなどのステイン、緑茶の茶渋などがある。着色汚れは、きちんと歯磨きをすれば落とすことが可能だ。

歯の表面の沈着汚れ
だ液には、リン酸やカルシウムなどのミネラル分が含まれている。これらの成分が着色汚れを巻き込んで表面にこびりつき(沈着し)、時間とともにとり除きにくくなったものを「沈着汚れ」と呼ぶ。

沈着汚れは表面がザラザラしているため、歯のツヤが低下し、くすみの原因になってしまう。沈着汚れは時間とともに取れにくくなり、一度こびりつくとなかなか取れない。沈着汚れになる前に、毎日の歯磨きで上手に対策したい。

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関連情報

https://www.well-lab.jp/

 

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