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脳にはドラッグ並みの快感!?なぜ人は甘いものをやめられないのか(2019.03.07)

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オフィスなどで忙しいときや疲れたとき、甘いものに手が伸びてしまうのはなぜか? また「疲れたときには甘いもの」はホントに有効なのか。

健康情報サイトのウェルラボでは、この件に関してそれぞれ専門家が解説しているので、さっそく概要を紹介していこう。

まず諏訪東京理科大学共通教育センター教授・篠原菊紀先生が、脳科学の見地から疲れたときに甘いものが欲しくなる理由を解説している。

甘いものの快感はドラッグ並み!?

篠原先生によれば、脳には快感をつかさどる「報酬系」という回路があり、甘いものを食べたとき、報酬系はドラッグを服用したときと同じくらい激しく反応する。

それだけ強い快感を感じるため、甘いものを食べるのがやみつきになってしまうのも無理はないという。

「甘いものは別腹」は本当だった!

「お腹がいっぱいでも、甘いものは食べられる」とか、「甘いものを食べ始めると、なぜか手が止まらない」という体験をお持ちではないだろうか。実はこれも、脳科学で説明できる。

甘いものを見ると、胃から「グレリン」という物質が分泌される。

グレリンは脳の報酬系の感受性を高めて、「甘いものを食べたい!」という気分を呼び起こす。

そうすると脳が胃の働きを活性化して、甘いものが入るスペースを作る。つまり、脳の働きによって別腹ができてしまうのだ。

甘いものを食べるとさらに疲れる!?

一方、「疲れたときには甘いもの」は実はNGと言われている。

その理由を整形外科医でDr.KAKUKOスポーツクリニック院長の中村格子先生が次のように説明する。

身体の疲れを感じると、脳は空腹のシグナルを出し、食事によってエネルギー不足を補おうとする。

特に甘いもの(糖分)が欲しくなるが、その理由は、糖分は体内で素早くエネルギーに変わるため、一時的に疲れがとれやすいため。

ところが甘いものは依存性があるため、「疲れには甘いもの」と思い込んで食べ過ぎると、余計に疲れやすくなり、さらに甘いものを食べたくなるという負のスパイラルに陥ってしまうのだ。

なぜ疲れやすくなるかといえば、空腹時に糖分をとりすぎると血糖値が急上昇。

すると、ホルモンの一種であるインスリンが分泌され、今度は血糖値を下げようとする。

血糖値が下がりすぎると、逆に疲れを感じたり眠くなったりすることもあるためだ。

このような状態を「低血糖症」と呼び、糖尿病患者などにあらわれることが多い。甘いものや炭水化物を多く食べると、健康な人でも時々あらわれることがあるので注意が必要だ。

疲れたときは何を食べればいいのか

疲労時に食事をとるときは、総カロリーだけでなく、血糖値を緩やかに上げることを意識したい。

血糖値を緩やかに上げるためには、GI値の低い食品を選ぶこと。

GI値とは、食品の血糖値の上がりやすさの指標で、食事のときは、GI値の低い食べ物から高い食べ物の順に食べることが大切。

疲労時はチーズやナッツ類、果物、ドライフルーツなど、タンパク質や脂質、果糖など低GI値で栄養価の高い食品がおすすめだ。

ただし、GI値の低いものばかりを食べていると栄養が偏ってしまうため、極端な節制は避けたい。

 

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関連情報

https://www.well-lab.jp/

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