産業用ヘンプから抽出したCBDオイルとは?(2019.03.23)

日本でもひそかなブーム 産業用ヘンプから抽出したCBDオイルとは?

古代から世界各地で活用されてきた「麻」(英語で「hemp=ヘンプ」)。日本でも、八穀の1つとして食用に、神社のしめ縄など神事に、そして衣類の素材にと、古来様々な用途で使われてきた。

今の日本では、法律によって栽培・流通が厳しく規制されているが、米国では、法改正によってほとんどの州で産業用ヘンプの栽培が認められている。オーストラリアも同様で、ヘンプシードやヘンププロテインなどの健康食品として、日本にも輸入されていることは、以前の記事で記した。

それに続いて、昨今注目されているのが「CBD」。

CBDとは、カンナビジオールの略語で、産業用ヘンプから抽出した成分。米国では、健康食品として製品化され、「飲むマインドフルネス」などといった触れ込みで、日本にも数ブランドか入ってきている。

健康意識の高い層で隠れたブームになりつつあるCBDとは、どのようなものなのだろうか。CBD製品を日本で輸入販売している、エリクシノール社日本法人の広報を務める那奈なつみさんは、筆者の質問に次のように答えた。

「まず、原料となる産業用ヘンプは、法律で規制されている医療用ヘンプと異なり、向精神成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、ほとんど含まれていません。また、THCは主に穂や葉に含まれている一方、CBDは主に種や茎から抽出した成分で、まったくの別物になり、弊社製品はTHCを除去しております。

そのCBDですが、これは主にヘンプにしか含まれていないファイトケミカルの一種で、人体に備わるエンド・カンナビノイド・システムに作用します。これは、人間のホメオスタシスを機能させるためのシステムで、食欲から免疫まで様々な生体機能のベースになります。このシステムは、ストレスや加齢によって衰えていき、未病や不調の素因となります。それを補うのがCBDで、体内で合成されるカンナビノイドに似た働きをして、エンド・カンナビノイド・システムをサポートします」

エリクシノール社が日本で販売しているラインナップの主力商品が、小瓶入りの「エリクシノール ドロップス」。フレーバーは「ナチュラル」、「シナミント」、「カモミールレモン」の3種、濃度・容量は(本体に含まれるミリグラム重量に応じて)100300100030004種ある。

ヘンプCBDカンナビジオールエリクシノール社

「エリクシノール ドロップス」のラインアップ

米国ではCBD製品は多くのメーカーから出ていて、クオリティはピンキリ。「エリクシノール ドロップス」については、「高価な装置を使い二酸化炭素で圧力をかける超臨界CO2抽出法を用いているため、抽出された成分には有用なファイトケミカルなども残存していて、安全性を含めグレードは星5つ」だと、那奈さんはコメントする。

「エリクシノール ドロップス」は、CBDMCTココナッツオイルをブレンドしただけのシンプルなエッセンス。摂り方について尋ねると、那奈さんは「おすすめは、口に入れたら2030秒おいて飲み込むというやり方です。一部はそこから吸収され、有効成分が速やかに届きます」と答え、「コーヒーに混ぜて飲んでもよいです」とも。

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