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夏が来てからでは遅い!?熱中症対策のキーワード「暑熱順化」とは(2019.04.25)

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夏を健康に過ごす上で注意したいのが「熱中症」だろう。ここ数年、地球温暖化の影響もあり、夏の平均気温は年々上昇。特に昨年の夏は全国各地で歴史的な猛暑が続き、気象庁の会見では「命の危険がある暑さ。一つの災害と認識している」と担当者が発言するほどの事態となった。

そんな中、暑さに負けない体力作りとして注目されているのが「暑熱順化」だ。

赤穂化成では、ノザキクリニック院長で日本体育協会公認スポーツドクターを務める野崎豊先生の監修により、そんな「暑熱順化」について紹介している。

暑さに対抗するためには『より高い体温調節能』が必要

まず野崎先生によると、熱中症になりにくい体にするためには、本格的な夏を迎える前に、この“暑熱順化”を獲得することが重要だという。

「暑熱順化とは、暑熱環境に一定期間さらされたときなどに、暑さに対抗するための『より高い体温調節能』を一時的に獲得することをいいます。

暑熱順化が成立すると、(1)低い体温でも多量の汗をかくことができる、(2)汗中ミネラル濃度を低くすることで多量発汗時にもミネラルの損失を軽減できる、(3)血漿(血液中の液体成分)を増やすことで皮膚血流量が増えるようになります」

つまり暑熱順化とは、徐々に体を暑さに順応させること。暑熱順化が成立すると、体が上手く発汗できるようになるので、体温の上昇を防ぎ、熱中症の予防につながるという。

そのやり方を野崎先生は次のように解説する。

「暑熱順化を行うにあたり重要なのは、汗腺を鍛えることで上手に汗をかける体にすること、すなわち、発汗を促す自律神経反応、ならびに汗腺の働きを活性化することです。

具体的には、手軽に汗をかけるウォーキングやジョギングなどの『運動』や『入浴』を推奨します。入浴はシャワーだけではなく、しっかり40℃10分程度湯船に浸かり、深部体温を約1℃上げ、発汗することが重要。

この時、気をつけたいことは汗をかきすぎて、浴室で脱水症を起こさないことです。うっすらと額に汗をかく程度でとどめておきましょう。ただし、いずれの場合も汗をかくため、適切な水分、ミネラル補給を行い安全に行いましょう。

また十分な水分、ミネラル補給を行うと、血液循環量が増え汗をかきやすくなるため、暑熱順化も進みやすくなります。ミネラル入りむぎ茶には、「血流改善効果」や「体温下降作用」もあり、安全に暑熱順化をするための飲料としても効果的です。

運動、入浴ができない方では、普段の生活を少し変えるだけでもいくらかの暑熱順化が可能です。例えば、冷房の効いた涼しい部屋だけで過ごし、汗をかく必要のない生活を送っていると、急に暑い環境にさらされたときに、体温を調整する機能を発揮することができません。

冷房の設定温度を高めにする、朝夕は室内に外気を取り入れるなど、冷房に依存しすぎない工夫をして、本格的に暑くなる前から、少しずつ体を暑さに慣れさせましょう。

また、暑熱順化には数週間程度必要ですので、暑さが本格化する前の春先から行うことを心がけたいですね」

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