ジメジメするこれからの時期は頭皮トラブルに注意(2019.05.10)
楽しいGWが過ぎるとやってくる梅雨。
湿気が多いこの時期は頭皮にとっても良い環境ではなく、トラブルが起こりやすい時期でもあります。
■なぜこの時期に頭皮トラブルに?
5月末から6月の梅雨にかけて頭皮トラブルを起こしやすい理由に、大きく4つあります。
1、カビ菌が増え炎症を起こしやすくなる
ジメジメするこの時期は、カビ菌が繁殖しやすい時期。
私たちの頭皮には数種類の菌が存在し、その数のバランスが保たれて健康な状態を維持しています。
しかし湿度が高くなることでカビ菌(マラセチア菌)が増殖し、頭皮が炎症を起こすことも。
いつもはできないブツブツができたら、そのせいかもしれません。
2、汗と皮脂で不快なニオイが強くなる
頭皮のニオイの原因は主に菌と皮脂の酸化によるもの。
前述のように菌が繁殖することに加え、蒸し暑さで頭皮は汗や皮脂でべっとりとなりやすく、さらにニオイが強くなります。
3、強い紫外線が毛根にダメージを与える
1年で最も紫外線の強くなるのが5月から7月。
曇り空でも60%の紫外線が頭皮に照射されているので、油断していると炎症の原因に。
また炎症までは起こさなくても、その蓄積は必ず秋にあわられ抜け毛量は倍増します。
4、精神的ストレスによる疲れ
地肌を揉んでみて「硬いな」と感じたら、頭皮が疲れている証拠。
4月から新しい環境や仕事に慣れるまでに積もったストレスは、頭皮の疲労としてもあらわれやすくなります。
人はストレスを感じると血流が悪くなり、緊張で頭部の筋肉も疲労します。
ためしに耳上の横に走る筋肉(歯をくいしばると動く筋)を揉んでみてください。
いかに頭が疲れているかが、わかりますよ。
