デスクワークしながら体幹トレーニングできるスツール「グラッチェア」(2019.05.10)

グラッチェア体幹トレーニングスツール

デスクワーカーにとって、座った姿勢が中心となるワークスタイルは避けて通れないもの。しかし、これが運動不足をもたらし、様々な健康リスクが生じるのはご存知のとおり。

座っているだけで体幹が鍛えられる

今回紹介する「グラッチェア」は、座りっぱなしによる弊害を防ぎ、デスクワークしながら運動できるという発想で生まれたプロダクトだ。健康を気遣うデスクワーカーにとっては、救世主になりそうな製品ということで注目されている。

「グラッチェア」の外観は、背もたれのない支柱が1本のスツール。これといった特徴は見当たらないが、倒してみると底部が曲線を帯びており、座ると若干の不安定さを感じる設計になっている。

グラッチェア体幹トレーニングスツール

グラッチェア体幹トレーニングスツール

この不安定さ加減が、本製品のミソ。座ってデスクワークしている間、無意識のうちに体がバランスを取ろうとし、これが体幹をほどよく刺激する。つまり、座っているだけで体幹の鍛錬になるわけだが、効果はそれにとどまらない。

メーカーのバランスボディ研究所(横浜市)によれば、「体幹を使うことで、仙骨が立った時と同じ角度が作られるため、背骨は自然なS字カーブを描き、骨盤が安定します。このため、長時間のデスクワークで猫背になってしまう人も、正しい姿勢をキープ」するようになるという。

また、普通のオフィスチェアに座っている時よりもカロリーの消費が高くなり、ダイエットのサポート効果もあるという。計算によれば、8時間あたりおおむね100kcal台のカロリー消費の増加(自転車こぎで20分相当)が、「グラッチェア」を使用することで期待できるとしている。

さらに、「グラッチェア」の効用は、身体だけではなく脳にも及ぶという。つまり、これに座っている間は、体のバランス感覚をつかさどる小脳の運動調節機能も活性化するため、「発想力・企画力・提案などに好影響を及ぼし、思ってもみないようなアイデアを思い付いたり、相手に響くプレゼンなど、良い変化を及ぼす可能性」があるとされる。

「グラッチェア」の使用感を確かめてみた

筆者は、「グラッチェア」を入手し、丸一日のデスクワークでこれを使ってみた。

使う前は、起き上がりこぼしのように左右に揺れる仕様かと思っていたが、意外にも腰を据えるとほとんど揺れない。あえて揺らそうと思えば、左右前後に揺らせるが、不安定なことがデフォルトではないようだ。

いつもは背もたれのある典型的なオフィスチェアに座っているので、背もたれがないことが最初は気になったが、すぐに慣れた。合間の短い休憩を除き、ほぼこれに座っていると2時間くらいのところで、少し疲れを感じたので、オフィスチェアに戻した。しばらくして、「グラッチェア」にまた座り、時々休憩するのを繰り返して1日が終わった。

個人的な所感として、初日からずっと「グラッチェア」に座るのはややキツイ。体幹に自信がない限り、当初は23時間だけ、何日かかけ徐々に使用時間を増やすのがよさそうだ。

なお、揺らしている時より、静止している時の方が筋肉の鍛錬効果は少し高くなるという。これは、静止させた時の方がより筋力を使うバランスボールと同じ原理。とはいえ、時々座ったまま揺らすのは頭脳労働時の気分転換にはよい気がするので、動きについては適宜使い分けるのがベターかも。

「グラッチェア」は、スマートライフ研究所がプロジェクト実行者となり、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて、オフ価格で購入できるキャンペーンを実施している(~530日)。日頃、運動不足に悩むデスクワーカーなら、検討して損はないだろう。

グラッチェア体幹トレーニングスツール

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

 

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