これぞ働き方改革!?出張に休暇を合わせた「ブレジャー」のススメ(2019.05.24)
世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンでは、20代~50代の過去10年以内に、旅行(1泊2日以上)をしたことがある男女を対象に「ブレジャーに関する意識調査」を実施。働き方改革の第一歩ともいわれる「ブレジャー」について、日本における実態が明らかになった。
海外では常識!?日本人が未経験率No.1の「ブレジャー」とは
「年次有給休暇の時季指定義務」が施行されてから、早くも一か月以上が経過した。しかし仕事が立て込んでいて、すぐには休みのことを考えられない、という人も多いのではないか。仕事と両立しつつ、旅行でリフレッシュするなど、上手に休みたい…。そんな時におすすめなのがブレジャーだ。
これは出張などで遠方に訪れた際に休暇をプラスして、現地で観光や旅行もする休暇のカタチ。海外では広く知られているブレジャーだが、今回の調査で判明した日本での認知度は19%。
また以前エクスペディアが19か国を対象に行った「有休調査の国際比較調査」でも、日本での実施率は世界最下位ということが明らかになっており、。日本ではまだ浸透していないことがわかる。
日本人は有休取得に罪悪感を抱きやすい?
ブレジャーの意味を説明したうえで、「ブレジャーをしてみたい」と回答した人は全体の37%。その理由の1位は「交通費がかからなくてお得だから」、続いて「せっかく時間をかけて移動したから」。出張に合わせて旅行をすることで、時間や交通費を節約できる点にメリットを感じているようだ。
反対に、したくない理由としては「遊びに行っていると思われたくないから」や「帰るまでが仕事だと思っているから」というのも多く、有休取得に罪悪感を感じやすく、勤勉な日本人らしい結果となった。
