最低限守るべき歯科の受診マナー(2019.07.06)

■歯科医に聞く!意外と気づかない患者が知っておくべきマナーとは?

歯科受診マナー

中には、患者が盲点になりがちなNGマナーもある。

そこで、歯科医師の方へ直接、特に重要なことや、意外と知らないマナーについて聞いてみた。

今回うかがったのは、神奈川県横浜市・中川駅前歯科クリニックの二宮威重先生だ。

「やはり、“予約時間を守る”ことはぜひお願いしたいことです。

ほとんどの歯科医院は予約制のため、予約の時間に遅れると、診療時間が延び、それ以降の患者様の診療も遅れてしまうことになり、多くの患者様に迷惑をかけてしまいます。

また、患者様ご本人も十分な診療時間が確保できず、予定通りに治療が進まないことがあります。

また、急な歯のお痛みでも予約を取っていただいたほうがありがたいです。

予約を取っていただくと、その日のうちでも比較的空いている時間に診させていただくことができ、診察までにお待たせしないほか、十分な診療時間が確保できます」

その他にも、意外と患者にとって気づかないNGマナーもあるようだ。

「携帯電話やスマートフォンの電源は、診療前に切っておいたほうが良いでしょう。

治療中に携帯電話が鳴ると、消すことができず、音が鳴りっぱなしになることがあります。

周囲の患者さんに迷惑がかかりますので、診療前に電源を切るのをおすすめします。

やむ得ない場合は事前に理由を伝えて断っておきましょう。

最近、歯型を取る準備をしている間や、レントゲン写真撮影の準備をしている間など、ちょっとした時間にスマートフォンを使用している患者様がしばしばいらっしゃいます。

診療の妨げになりますので、診療中は使用を控えるようにしたほうがいいでしょう」

女性については、次のようなことにも気遣いをしたい。

「口紅は落として、厚化粧は避けるようにするのをおすすめします。

治療中は口唇や顔に歯科医療従事者の手が触れます。

口紅を落とさないと、顔に口紅がつくほか、デンタルミラーに口紅がついて見にくくなり診療の妨げとなることもあります。

事前にティシュなどで拭き取っておくのが良いでしょう。

抜歯のときなど、歯科医師は患者様の表情、顔色などを見ながら慎重に治療を進めています。

あまりにも厚化粧ですと表情の変化が分かりにくく、重大な事故につながることもあるので気を付けましょう」

歯科医師は自分の気づかないところで患者の動きを見ているもの。

安全、かつ、気持ち良く診療が受けられるよう、これらのことはわきまえておきたいものだ。

二宮威重さん

神奈川県鎌倉市出身。1996年に東京歯科大学卒業し、2000年に中川駅前歯科クリニックを開業。積極的に新しい技術を取り入れた治療をおこなう。ホームホワイトニング、ドライマウス(口腔乾燥症)、マウスピース矯正(クアアライナーなど)、スリープスプリント(睡眠時無呼吸症候群)、ムーシールド、ジルコニアオールセラミックス、歯のマニキュア等の治療においては、日本の歯科医院では最も早くから導入する。毎日新聞(2011年)、週刊ダイヤモンド(2011年)、フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」(2013年)、テレビ朝日「報道ステーションSUNDAY」(2014年)など、多数のマスメディアに掲載、出演。

取材・文/石原亜香利(@DIME)

記事内のデータ等については取材時のものです。

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