リスクは人間だけではない!愛犬の25%が熱中症になった経験あり(2019.08.08)
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、先日愛犬の熱中症に関するインターネット調査を実施。その回答結果を公開した。
愛犬の4分の1が熱中症経験あり
Q.飼っている犬が熱中症にかかったことはありますか?(n=325)
愛犬が熱中症にかかったことがあるか聞いたところ、「動物病院で熱中症と診断されたことがある」が7.7%、「動物病院に行っていないが、熱中症の症状がでたことがある」が12.6%、「(動物病院で熱中症と診断されたことがある、および、動物病院に行っていないが熱中症の症状がでたことがある、の)どちらも経験がある」4.0%と、愛犬の4分の1(24.6%)が熱中症にかかった経験があることがわかった。
愛犬が熱中症にかかることは、決して珍しくないようだ。
愛犬が熱中症にかかるリスクは、屋外の散歩中だけでなく屋内も
Q.「熱中症と診断されたことがある」「熱中症の症状がでたことがある」「どちらも経験がある」と答えた方のみにお聞きします。どのような場面で熱中症にかかりましたか?(n=79)※複数回答可
愛犬が熱中症にかかったことがある人に対して、どのような場面でかかったのか聞いたところ、「日中、散歩している時」と答えた人が44.3%と最も多いことがわかった。
1日で気温が高い時間帯の屋外の活動中は注意が必要だ。また「室内で過ごしている時」29.1%、「屋外で過ごしている時」24.1%と、屋内外問わず発症していることがわかる。
飼い主の5人に1人は、愛犬が熱中症にかかった場合の応急処置方法を知らない
Q.以下にあげる、犬が熱中症にかかった場合に必要な応急処置について、あなたが知っていることを全て教えてください。(n=325)※複数回答可
半数近くが「少しでも異変を感じたら動物病院に連れて行く」(47.7%)、「涼しい場所で風を送る」(46.2%)などと回答したものの、「具体的な応急処置については知らなかった」と回答した人が20%いることから、「愛犬の熱中症対策や具体的な応急処置方法」を継続して呼びかけていくことが必要だと本プロジェクトは考えている。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の犬の飼い主(20歳以上)
サンプル数:325名
調査時期:2019年7月
