浴びる量は顔の2倍!〝髪〟が受ける紫外線ダメージとその対策(2019.08.09)

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今年の8月のカレンダーは、来週11日の「山の日」を挟んで一般的なお盆休みを取れば、明日から9連休も可能と、10連休となったゴールデンウイークに次ぐものとなった。これを利用して、国内外の旅行、海や山のレジャーなど楽しみな計画を立てている人も多いはず。

ただし、屋外で過ごす時間が多くなればなるほど、注意したいのが紫外線対策。中でも特に⾒落としがちなのが「髪の紫外線対策」といわれている。実は髪の分け目は顔の2倍も紫外線を浴びていて、紫外線は想像以上に髪に様々なダメージを与えるからだ。

光⽼化啓発プロジェクト委員会(NPO法人皮膚の健康研究機構)の調査では、「日焼け止め」を使用する場面について、「外出時」「日差しが強い時」「レジャー・スポーツの時」と回答した人が3割から4割。また3割以上の人が「日焼け止めは使用しない」と回答。日常的な使用については、まだまだ意識が低いことがわかった。

髪紫外線光⽼化脱色薄毛頭皮トラブル

メンズヘルスクリニック東京総院⻑の川島眞先生によると、加齢による肌の⽼化への影響は実は2割程度で、太陽光線による光⽼化の影響が8割を占めるとのこと。

太陽光線は紫外線(UV)、可視光線、赤外線の3つに分かれ、光⽼化に最も影響を及ぼすのが紫外線。紫外線には主にUVBとUVAがあり、UVBは表皮に届き、シミ、ソバカスの原因、UVAは真皮に届き、シミ、たるみの原因となる。

そして髪・頭皮が紫外線を浴びると、以下のトラブルが考えらfれる。

髪質の悪化

髪の大部分は「ケラチン」というたんぱく質でできていて、ケラチンは様々なアミノ酸が結合して作られている。しかし、髪に紫外線が当たると、髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロチン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化し、別の物質に変化してしまう。

それによりケラチンがダメージを受け、髪を保護する役割を担っているキューティクルが剥がれ落ち、その結果、枝⽑や切れ毛の増加、ツヤの減少、パサつきなど様々なトラブルを起こす。

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髪の脱色

紫外線には、褐⾊〜⿊⾊のメラニンである「ユーメラニン」を分解させてしまう働きがある。そのせいで、髪に紫外線が当たると、赤茶⾊に変⾊してしまう。

薄毛・抜け毛

健康的な頭⽪は⻘⽩い⾊をしているが、頭皮が日焼けすると、ピンクもしくは⾚茶⾊などの⾊味を帯びてくる。これは頭皮が炎症を起こし、頭皮のバリア機能が乱れて乾燥している状態なので、乾燥によってフケやかゆみが出ることもある。

また、この状態が続くと、毛根がダメージを受け、健康な髪が生えてこなくなってしまい、抜け毛、薄毛を誘発する可能性もある。

紫外線による髪&頭皮トラブルを防ぐための3か条

帽子&日傘でガード
帽子の場合は、頭皮が蒸れてしまわないように、通期性のよい⻨わら帽⼦などがおすすめ。被りっぱなしも避けたい。

頭皮用日焼け止め
頭皮にも使える日焼け止めは、こまめに塗りなおすことが重要。1日の終わりに完全に洗い流すことも忘れずに。

分け目を変える
髪のダメージは防げないが、頭皮の日焼け対策としては髪の分け目を頻繁に変えるだけでも効果がある。

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監修:メンズヘルスクリニック東京院⻑・⼩林⼀広先⽣、ウィメンズヘルスクリニック東京院⻑・浜中聡子先生

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