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皮膚科医が教える「ダメージを最小限にして日焼けする」方法(2019.08.07)

紫外線日焼けビタミンD3メラノーマ

真夏の紫外線を3分浴びれば健康になる!?

昔は「夏に日焼けすると、冬に風邪をひきにくくなる」といわれていた。

だが、紫外線と皮膚の研究において、日本での第一人者の皮膚科医に伺ったところ、この説、まったく根拠はないらしい。

逆に、ガッツリ日焼けした後の肌は、免疫反応がガクンと落ちるそうだ。シミやシワも紫外線が影響しているし、日光浴って最悪な行為なのだろうか?

皮膚科医「そんなことはありません。紫外線は骨の形成に欠かせないビタミンD3をつくりますから。

この活性型のビタミンD3は、食物では補いきれないので、紫外線は必要です。

ただし、日光浴は3~5分まで。真夏でしたら、顔と手の甲に日焼け止めを塗り、両腕に3分紫外線を浴びるだけで十分です。

それ以上浴びても、ビタミンD3は増えませんし、細胞の遺伝子を傷つけるだけです」

それでも精悍なブロンズ肌になりたいときは、どうすればいい?

どんなに紫外線の害を専門家が力説しても、日焼けした浅黒い肌になりたいのが男心だろう。

そこで、紫外線の害を啓蒙する前出のドクターに、無謀な質問をしてみた!

紫外線を浴びると、細胞の遺伝子が傷つく。それがわかっていてもブロンズ肌になりたい場合、ダメージを最小限にする方法はあるのだろうか?

皮膚科医「肌が赤くならない程度に、毎日少量の太陽を浴びることですね。素肌なら、紫外線を浴びるのは一日10分以内にとどめましょう。

一気に大量の紫外線を浴びると、メラノーマ(悪性黒色腫と呼ばれる皮膚ガンの一種)になりやすいですから。

日焼けするなら、あくまでも自己責任でお願いしますね」

ドクターの最後の一言で、どれだけ紫外線が怖いモノなのか、わかったような気がする……。

夏にピーリングで角層を剥ぐと、異常な皮膚細胞が増殖する!?

さらにドクターは、5月末~9月中はピーリングの施術をしないという。

皮膚科医「肌のいちばん上にある角層は、紫外線を防御する役割もしています。

それをピーリングで何層か剥ぐと、紫外線が入りやすくなってしまうので。UVカットを塗っていても、100%防御することは不可能ですから。

また、角層を取ると、いちばん下にある細胞の分裂が早まります。紫外線により、その細胞の遺伝子が傷つくと、エラーが生じ、それをコピーした細胞がどんどん生まれてきてしまいます」

これは、皮膚科でのピーリング施術だけでなく、毎日のゴシゴシ洗顔でも起こりうること。

暑さで顔がベタベタするからといって、強くこするような洗顔はNG。そ~っと優しく、洗顔料の泡を転がすように洗ってほしい。

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

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雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会、セミナーを頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

 

 

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