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ゴロ寝は効果なし!?疲労回復を促す〝週末シャットダウン〟のススメ(2019.08.23)

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厚生労働省では全国の約1万4000事業所を対象に「平成29 年労働安全衛生調査(実態調査)」を実施。先日発表されたその調査結果によれば、「現在の自分の仕事や職業生活に関することが強い不安、悩み、ストレスとなっている」労働者は58.3%に達していることがわかった。

また「ストレスと感じている」具体的な内容としては、「仕事の質・量」が62.6%で最多となっている。

そんな疲労や不安感、ストレスの解消には、まずはしっかりとした休息や気分転換が必要。しかし、疲れているからといって、週末をだらだら寝て過ごしてはいないだろうか? 

実はその過ごし方こそ、さらに疲れを〝増幅〟させているかもしれないのだ。

ウェルラボでは、そんな「疲労回復に効く休み方」について、産業医で医療法人社団 同友会 産業医室に勤務する大室正志氏の監修によるレポートをまとめている。

その一部を紹介していきたい。

現代人の疲れの原因は「脳疲労」だった!?

現代人はスマホやWi-Fiなどのモバイル環境の発達で、いつどこからでも仕事にアクセスできる環境にいるため、脳だけに慢性的な負荷がかかる「脳疲労」が深刻な状況に陥っている。ぼんやり何も考えずに過ごす“スキマ時間”が減り、休みの日もメールをチェックしてしまうなど、脳は常に仕事モード。パソコンで例えるなら、いつすぐにでも作動できる「スクリーンセーバー」状態で、完全に「シャットダウン」できていない。これでは、脳疲労が起こるのも当然のことと言える。

一方、ヨーロッパでは、休みが法制化されている。たとえばドイツでは、パソコンの電源を切ってから11時間のインターバルがないと、働いてはいけないと決められているのだ。しかし日本には、そのような法規制はない。したがって、自分で休む時間を決めなければならないのだが、日本人は自分で決めるのが苦手。その結果、うまく休めず、疲労が回復しないという悪循環に陥っている。 

週末は仕事をシャットダウンする

パソコンと同様、人間も活動をシャットダウンしたほうが、疲労回復してよく動けるようになるもの。だから、せめて週末はスクリーンセーバー状態をやめて、完全なシャットダウン状態を作るべき。

だらだら寝ながら仕事のことを考えるのはスクリーンセーバー状態で、休んでいるとは言えないからだ。週末は、趣味やスポーツを楽しむなど、自分の好きな活動に没頭することが、シャットダウン状態を作ることにつながる。

週末(ライフ)を充実させてシャットダウン状態を作れば、平日(ワーク)も潤滑に動くというわけだ。

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