健康から環境問題まで アミノ酸は世界を救う!?(2019.09.25)

健康意識の高い人たちや、ダイエットをしたいと考えている人たちの間で、空前のブームとなっているのがプロテインだ。

元々は、トレーニングで筋肉を付けたいアスリートやボディメイク派の人たちの間で摂取されていた、いわゆる筋肉の素となるたんぱく質を補給する栄養補助食品なのだが、今や、普段の食事だけでは摂りきれないたんぱく質を補ったり、1食分置き換え的な摂取方法でダイエットをするなど、幅広い使われ方をするに至っている。

プロテインたんぱく質アミノ酸SDGs

ドラッグストアやコンビニには、さまざまな形状のプロテインが並ぶ。

用途の広がりに合わせて、味やスタイルのバリエーションも増え、スナック感覚で美味しく気軽にプロテインを補給できるようになったのも見逃せない。毎朝30分のトレーニングを欠かさない自分も、味気ないプロテインの粉を水に溶いて、仕方なく飲んでいた時代が妙になつかしい。

プロテインで補給したたんぱく質は体内でどう役に立っているのだろう?

食事などから摂取されたたんぱく質は、体内で一旦アミノ酸に分解・吸収され、人体を構成するたんぱく質へと再合成される。つまり、たんぱく質を補給することは、いいかえれば、新たなたんぱく質を構成するために、材料となるアミノ酸を補給することといってもいい。

アミノ酸というと、その言葉を世に広めたのが、アミノ酸の一種、グルタミン酸を原料とした調味料「味の素」だったので、どうしてもうまみ成分をイメージしてしまいがちだが、実はアミノ酸は、人間の体の20%を占めるたんぱく質の素、つまり、生命の源といっても過言ではないのだ。

人体をつくっているたんぱく質の種類は、およそ10万種もある。だが、それに必要となるアミノ酸わずかに20種類しかない。中には、体内で合成することができず、食事などの方法で摂取する必要があるものが9種類もあり、それを必須アミノ酸という。

日々の食事で、必須アミノ酸を、全種類必要十分な量を摂れれば問題ないのだが、現実にはなかなか難しい。いつまでも健康な体を維持するには、いかにして足りない必須アミノ酸を補うことが重要になってくる。

とりわけ、加齢と共に、食事の量が減り、消化・吸収機能も落ちてくる高齢者や、貧困や飢餓などで、食料を思うように確保できない地域の人々の健康に、アミノ酸を上手に活用することは、大いなる貢献をもたらすに違いない。

プロテインたんぱく質アミノ酸SDGs

思えば、今から20年ほど前、これもダイエットやスポーツの分野に端を発した、アミノ酸ブームがあった。

当時のように、各メーカーが競って、アミノ酸関連の製品をリリースすることはなくなったが、アミノ酸を活用した製品は、スポーツ飲料はもちろん、サプリメントなどで、確実に我々の生活に根付いている感がある。

そして、そのアミノ酸ブームの立役者である、味の素は、相変わらずリーディングカンパニーとして、アミノ酸を活用した製品はもちろん、様々な社会貢献の活動を行っている。
その活動で最も有名なのが、日本のアスリート育成の拠点である、ナショナルトレーニングセンター(NTC)のネーミングライツパートナーとしての支援だろう。こちらの施設は、現在の日本のトップアスリートたちの活躍を支える上で、重要なポジションを占めている。

そんな味の素が、現在、アミノ酸をはじめとする、自社のもつノウハウを通じて取り組んでいるのが、SDGs(Sustainable Development Goals)だ。

直訳すると「持続可能な開発目標」ということになるこの活動は、2015年の国連サミットで採択され、加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)社会の実現に向け、現在、世界中で様々な取り組みがなされている。

外務省HPに詳しい。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます