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運動なしで痩せ体質!朝の5分シャワーの浴び方(2019.09.28)
◆最もカロリーを消費する「基礎代謝」
人間の代謝には「基礎代謝」「活動代謝」「食事誘発性熱生産」の3種類ありますが、その中で最もエネルギーを消費するのは「基礎代謝」。
読者の皆さんもご存知だと思いますが、この“生きているだけ”で1000カロリー以上も消費される代謝を上げることが痩せ体質を作る基本です。
そして、この基礎代謝を日中高い状態でキープしやすくするのが、今回ご紹介する朝の5分シャワーです。
(PhotoAC)
◆なぜ朝シャワーをすると痩せ体質に?
ヒトは就寝中、副交換神経が優位になり血液のめぐりが穏やかになっています。
そのため寝ている間や起き抜けは体温が低く、「基礎代謝」も低い状態です。
しかし、通常であれば起床からお昼に向かって徐々に交感神経が優位になり、体温が上昇することで基礎代謝が上がりますが、午前中に「頭がボーッとする」「何となく調子が出ない」という方は、神経の入れ替わりがスムーズに行われていない可能性が。
これでは基礎代謝も低く、太りやすい体質へとつながるわけです。
この問題を短時間で解消してくれるのが、朝のシャワーです。
(PhotoAC)
◆おすすめ<朝の5分シャワー>の方法
(1)起床後、シャワー前に水分を取る
人間は就寝中に汗と呼気を含めて約500mlの水分が失われているので、朝は必ず水分補給をしましょう。
しかし、これから体を温め代謝を上げようというのに、冷水で胃腸を冷やしては本末転倒。
常温もしくは白湯で、ゆっくり水分を取ります。
季節によっては冷たい水を飲みたい時もありますが、そういった場合は一旦冷水を飲み、喉の渇きを癒した後に改めて白湯で胃を温めましょう。 白湯はコップに水を入れて、レンジで(200ccなら1分30秒ほど)温めるだけで簡単にできます。
(2)手足から温め、うなじから背中を重点的に温める
朝のシャワーで理想的な温度は、41〜42度と少し熱め。
いきなり上半身にお湯をあてず、手足から温めて少しずつお湯に体を慣れさせ、うなじから背中にかけて重点的にシャワーをあてると良いでしょう。
そうすることで効率良く血行が促され、低下していた体温が上昇し基礎代謝も上がりはじめます。
また、背中には刺激することで痩せやすくなる「褐色脂肪細胞」が集中しているので、シャワーのお湯と水圧の刺激で一石二鳥の効果を狙いましょう。
(3)お湯で頭皮と体の汗・皮脂を流す
顔は洗顔料で洗い、その後スキンケアでしっかり肌を整えていただきたいのですが、体と頭髪は基本的にお湯で流すだけでOK。
洗顔料より洗浄力の強いシャンプーは、夜の入浴のみの使用が望ましいです。
朝晩2回シャンプーすると「洗いすぎ」となり、かえって頭皮トラブルをまねくことも。
また、洗いたての頭皮は皮脂膜がしっかり形成されていないため、日中浴びる紫外線の影響を受けやすくなるので、朝はお湯でしっかり流すだけでOK。
体臭が気になる男性は、部分的に軽くボディソープ等で洗いましょう。
(PhotoAC)
