休んだのに疲れが取れない「蓄積疲労」の解消法(2019.10.05)

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厚生労働省が実施した「平成29年 労働安全衛生調査」(発表・平成30年8月28日)によれば、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.3%(平成28年調査59.5%)となっている。

強いストレスの内容(主なもの3つ以内)をみると、「仕事の質・量」が62.6%(同53.8%)と最も多く、次いで「仕事 の失敗、責任の発生等」が 34.8%(同38.5%)、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が30.6%(同30.5%)だった。

というわけで、週末、どこにも出かけずしっかり休んだのに、疲れが取れない。どんどん疲労が溜まっていく……。そんな経験をお持ちではないだろうか? 

健康情報サイトのウェルラボでは首都圏在住の20 ~50代のビジネスパーソン男女854人を対象に疲労に関する意識調査を実施したところ、約8割以上が疲労の蓄積を感じていることが判明。

そんな蓄積疲労の解消法に関するリポートを公開している。

蓄積疲労解消法脳疲労

最も多くの人が、そんな蓄積疲労を感じるのは、週末に向かう金曜日・木曜日。ただ、週明けの月曜日が3位であることから、週末にリフレッシュできていない人が多いことが推察できる。

蓄積疲労解消法脳疲労

産業医で医療法人社団 同友会 産業医室に勤務する大室正志先生によれば、近年、働き方改革の影響で、短い時間で高いパフォーマンスを求められるようになり、30代後半世代のミドル層が疲労の蓄積を訴えるケースが多くなっているという。その蓄積疲労の正体こそ「脳疲労」なのだ。

現代人の疲労の正体は「脳疲労」

大室先生は、この脳疲労について次のように解説する。
「現代人はデジタル機器に囲まれ、交感神経が優位な過緊張状態が続くため、脳の疲労を加速させてしまいます。さらに、長時間のデスクワークによる、“運動不足”も脳疲労に拍車をかけます」

そして大室先生は、脳疲労の原因として以下の4項目を示す。

◎モバイルツールの発達で、常に脳を酷使
モバイルツールの発達により、いつどこでも仕事の作業やメールチェックができるため、現代人は脳を休められる“スキマ時間”がない状態に陥っている。

◎視神経からの影響
現代人の生活に欠かせなくなったパソコンやタブレット。その発光するディスプレイを見つめることで、視神経を通じて脳が疲弊する。

◎現代人の脳は、バッテリー容量が同じでアプリが増えたスマホ状態
人間の身体は20万年前からほぼ同じ構造だが、現代人が1日に受け取る情報量は、江戸時代の1年分といわれている。これはいわば、バッテリー容量は同じなのに、アプリが増えたスマホのような状態だ。

◎運動不
長時間デスクワークを続け、同じ姿勢であまり動かない状態が続くと、筋肉がかたまって血行が悪くなります。運動不足は肩こりや腰痛、冷えなど、さまざまな身体の不調を起こします

金・土・日の蓄積疲労の解消法

脳疲労の解消法について大室先生は、次のように指摘する。
「実は、休日に仕事モードをシャットダウンしてリフレッシュした人のほうが、週明けから元気に仕事に取り組んでいます。充実した週末を迎えるために、金曜日の夜のうちに溜まった疲れを取っておくことが大切です」

◎蓄積疲労の解消には、金曜日の高濃度炭酸入浴
疲労は、月曜日から金曜日に向かって蓄積していく。蓄積疲労の解消には、炭酸ガス入りの入浴剤を入れた38~40度のお湯に10〜20分つかりたい。炭酸入浴なら、リラックスに最適なぬるめのお湯でも、末梢の血管を拡張して血流をよくするため、効率的に疲れを取ることが期待できる。

◎運動不足を解消する
軽く汗をかくような早歩き、自転車こぎ、軽めのランニングなどの有酸素運動を、疲れない程度、心地よいと感じる程度に行なう。特に手足の先が冷えて眠れないという人は、運動習慣を取り入れて、血行を改善したい。

◎脳の過活動をクールダウン
塗り絵や写経、編み物など、頭を使わずに集中して手を動かしても、リフレッシュできるはずだ。

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関連情報

https://www.well-lab.jp/

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