顔だけでなく全身にも影響をおよぼす「口のエイジング」(2019.10.28)

年齢を経ると、若い頃には気にならなかったシワやたるみといった肌トラブルや、髪や体型などの変化を実感するもの。そこで年齢にふさわしいケア、いわゆるエイジングケアが求められているが、実は口のエイジングケアも重要だという。

健康情報サイトのウェルラボにアイエスデンタルクリニック院長 石田 智子先生監修のリポートが掲載されているので概要を紹介していきたい。

口エイジング唾液減少歯垢

30代から口のエイジングは始まっている?

毎日の生活で意識することは少ないないかもしれないが、肌や髪と同じように、口の中もエイジングが進行。早い人だと、30代から始めると言われている。

石田先生 原因は、おもに加齢による唾液の減少です。お口の浄化作用をもつ唾液の量と質が変化すると、口内環境が悪化して、菌が増殖しやすくなり歯垢がたまりやすくなります。また、菌の出す老廃物が歯周組織を刺激してしまいます。

また、お口のエイジングは、喫煙、不規則な生活、ミネラル不足の食生活など、生活習慣によってももたらされます。

このように、お口の老化を引き起こすさまざまな要因があるのにもかかわらず、肌や髪にしているような“エイジングケア”をしている人は少ないのが現状です。

「口のエイジング・レベル」チェックリスト

ところで、肌や髪のエイジングはわかりやすいが、口のエイジングとは、具体的にどのような状態を指すのだろうか。まずはあなたの「口のエイジング・レベル」をチェック!

□以前よりも口臭が気になる
□以前よりも口内がネバつく
□体調により歯ぐきに不快感がある
□歯ぐきから出血することがある
□歯が黄ばんできた
□歯ぐきがハレることがある
□歯ぐきが下がってきたと感じる
□歯と歯の隙間にモノがつまりやすい
□刺激の強いものが歯にしみる
□以前よりも口の中がパサつきやすい

0~1個:エイジング・レベル低
エイジング予防を心がけ、このまま良い状態を保ちたい。

2~3個:エイジング・レベル中
エイジングの症状が始まっているかも。毎日のケアを徹底したい。

4個以上:エイジング・レベル高
かなりエイジングの症状が進んでいるおそれあり。ケア方法を見直したい。

歯と歯の間に黒い三角形の隙間(ブラックトライアングル)がある場合は、歯ぐきが下がっている証拠。「最近、水を飲む回数が増えた」と感じている人は、唾液が減ってお口の中が乾燥しているのかもしれない。

石田先生 唾液は口の中を洗ってくれる最大の免疫。唾液量が多い人は免疫力が高いので、全身が若々しく、病気になりにくいといえます。その分、いきいきとした活動的な方が多い印象です。

逆に唾液の量や質が変化して口内環境が悪化すると歯周病リスクが高まります。その他にも、歯が健康でない人は、しっかり噛めなくなることで顔の表情筋が衰え、口角が下がったり、ほうれい線が刻まれたりして、顔全体が老けた印象になる場合もあります。

関連情報

https://www.well-lab.jp/

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