乾燥する冬は「かくれ脱水」に要注意!(2019.11.03)

冬に多発する「かくれ脱水」の原因とは

かくれ脱水不感蒸泄ミネラル不足点滴飲み

「水分補給」や「ミネラル不足」と聞くと、夏の熱中症対策を連想する人が多いのでは。しかし冬の健康リスクの一つとして、この季節ならではの乾燥が原因の「かくれ脱水」が挙げられている。

このかくれ脱水とは、自覚症状がなく体重の1%相当の水分が体から失われ、脱水症の一歩手前の状態のこと。

冬にかくれ脱水になりやすい主な原因としては、以下が考えられる。

1)体感温度が低いため、のどの渇きに気付きにくく、水分補給が怠りがちになる
2)湿度が低く空気が乾燥しやすいため皮膚や呼気から水分が失われる「不感蒸泄」(ふかんじょうせつ)が増加
3)暖房の効いた部屋や車の中、満員電車など、実は冬も意外とたくさんの汗をかいている

まず冬は体感温度が低いため、のどの渇きに感じにくく、水分補給を怠る傾向がある。外出先や夜間のトイレを減らそうと、水分補給を控える人も冬に多く見受けられるようだ。

湿度が低く空気が乾燥する冬は「不感蒸泄」が増加傾向となる。「不感蒸泄」とは、発汗以外の皮膚や呼気から水分が喪失すること。不感蒸泄の量は、常温安静時には健常成人で1日に約900ml(皮膚から約600ml、呼気による喪失分が約300ml)程度と言われている。

そして気温の低い冬は、夏よりも基礎代謝が上がるため、実は汗をかきやすい体質になっており、暖房の効いた部屋や車の中、厚着による発汗、満員電車、入浴、軽い運動などで実はいつのまにか汗をかいてしまうのだ。

かくれ脱水不感蒸泄ミネラル不足点滴飲み

注意!冬の汗には夏の約2倍のミネラルが含有

夏は暑さに慣れる過程で汗腺が鍛えられるため、乾きやすいサラサラとした汗をかくことができるようになる。一方、秋冬は汗をかく機会が少なく、汗腺機能が低下しているため、ミネラルは再吸収されずベタベタとした汗になる。そのため汗に含まれるミネラル成分は夏の約2倍に増加し、ミネラル不足に陥りやすくなる。

健康を維持するミネラルが不足すると、体の組織機能が正常に働かなくなるため、慢性的な疲労など様々な不調の原因となってしまう。

ミネラル入りむぎ茶には適度な塩分とミネラルが含まれるため、冬のかくれ脱水対策に推奨できる飲料といえる。血流改善効果や血圧降下作用など健康効果も期待できる。

ただし水分とミネラルの補給は、一気に行っても血液内に吸収された時にしか効果がないため、少しずつ継続的に飲む「点滴飲み」が効果的だ。

かくれ脱水不感蒸泄ミネラル不足点滴飲み

監修/野崎豊先生(ノザキクリニック院長)
日本小児学会専門医、認定産業医/日本体育協会公認スポーツドクター日本東洋医学会名誉会員/漢方専門医

 

その他の情報はこちら!

 

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます